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J-GLOBAL ID:201802259642058222   整理番号:18A1985680

現代インドの繊維・アパレル産業の空間構造

Spatial Structure of the Textile and Apparel Industry in Modern India
著者 (1件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 127-141  発行年: 2018年10月28日 
JST資料番号: L2586A  ISSN: 0286-4886  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究は,インド繊維・アパレル産業の空間構造を,産業構造の特性,主要産地の発展過程と企業の取引関係および労働者の供給圏から明らかにした。主要工程の空間的特徴を分析したところ,紡績工程はタミル・ナードゥ州が群を抜いて高い拠点性を有していること,織布工程はマハーラーシュトラ州,タミル・ナードゥ州,グジャラート州が中心であり,州内には複数の織布産地が形成されていること,縫製(アパレル)工程は比較的分散傾向を示すことがそれぞれ確認された。紡績産地であるコインバトールと織布産地であるスーラトの事例から,産地間および企業間の取引においては,仲介業者や卸売業者が発注者と受注者を結びつけ,これらが工程間および産地間の取引を媒介し,斯業の地域間工程間分業を可能としていることが明らかになった。労働者の供給圏については,2000年代以降に南インドにおいて北・東インドからの移動労働者を大量に受け入れていることが確認され,斯業における現業労働力は全国的に北・東インドの移動労働者に依存する構造となっている。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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産業経済  ,  繊維工業一般 
引用文献 (20件):
  • 宇佐美好文・柳澤 悠 (2015):農村から都市へ-都市経済を支える農村社会.水島 司・柳澤 悠編:『現代インド2 溶融する都市・農村』東京大学出版会,217-254.
  • 内川秀二 (2000):インドにおける経済改革と貿易-アパレル産業と工作機械工業の事例-.アジア経済,41-10・11,195-218.
  • 宇根義己 (2011):インドにおけるテキスタイルパークの開発と立地特性.広島大学現代インド研究-空間と社会,1,47-58.
  • 絵所秀紀 (2015):インド,タミル・ナードゥ州ティルプールの綿ニットウエア集積地の形成と展開-研究史の整理をかねて-.経済志林,82-4,25-83.
  • 木曽順子 (2003):『インド-開発のなかの労働者』日本評論社.
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