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J-GLOBAL ID：201802259642311144   整理番号：18A0256285

新規同定された環状RNA,circRNA_010567はTGFβ_1を標的とすることによりmiR 141の抑制を介して心筋線維症を促進する【Powered by NICT】

A novel identified circular RNA, circRNA_010567, promotes myocardial fibrosis via suppressing miR-141 by targeting TGF-β1

著者 (2件)： Zhou Bing (Department of Cardiothoracic Surgery, Zhejiang Provincial People’s Hospital, Zhejiang, China) ,  Yu Jian-Wu (Department of Cardiology, Zhejiang Provincial People’s Hospital, Zhejiang, China)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 487  号： 4  ページ： 769-775  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環状RNA(circRNAs)は近年の研究関心を集めて内因性非コードRNAの新規型である。この増加にもかかわらず関心が,複数の心血管疾患の病因におけるcircRNAsの機構,特に心筋線維症は,ほとんど報告されていない。以下の研究では,in vitroでマウス心筋線維症モデルにおけるcircRNAsの発現プロファイルと潜在的機序を調べた。circRNAマイクロアレイ43circRNAsを用いた糖尿病db/dbマウス心筋のcircRNA発現プロファイルを検討した以前の研究は,異常に発現し,24のアップレギュレーションcircRNAsおよび19のダウンレギュレートされたcircRNAsを含んでいた。circRNA_010567たAng IIで処理した糖尿病マウス心筋および心臓線維芽細胞(CF)において著しくアップレギュレートされた。バイオインフォマティクス解析は,TGFβ_1,二重ルシフェラーゼ分析により検証されたを直接標的circRNA_010567,スポンジmiR-141とmiR-141を予測した。機能実験はcircRNA_010567サイレンシングはmiR-141をアップレギュレートし,TGFβ_1発現をダウンレギュレーションさせ,CFにおける線維症関連蛋白質切除,ColI,Col IIIとα-SMAを抑制することを明らかにした。結果はcircRNA_010567/miR 141/TGFβ_1軸は糖尿病マウス心筋線維症モデルにおける重要な調節的役割を演じることを示した。本研究は,糖尿病マウスモデルにおける心筋線維症の病因におけるcircRNAの新機能を特性化し,心血管疾患におけるcircRNA miRNA mRNAのための新しい洞察を提供した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： mRNA ,  *TGFβ ,  糖尿病 ,  心血管疾患 ,  タンパク質 ,  病因 ,  *心筋 ,  ダウンレギュレーション ,  *線維症 ,  キャラクタリゼーション ,  遺伝子サイレンシング ,  アップレギュレーション
準シソーラス用語： マイクロRNA ,  マイクロアレイ ,  *心筋線維化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： CircRNA ,  心筋線維症 ,  miR 141 ,  CircRNA_010567 ,  ceRNA

分類 (3件)： 心臓  (EJ04020D) ,  循環系の疾患  (GJ03000C) ,  細胞構成体の機能  (EF03060C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 同定 ,  環状RNA ,  TGFβ ,  標的 ,  MIR ,  心筋線維症 ,  促進