抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:2種類の異なる臍帯の結紮時期の満期新生児におけるヘモグロビンと鉄の蓄積状況を評価し、新生児臍帯の結紮時期の選択を検討する。【方法】2015年10月から2016年9月まで,著者らの病院に入院した156人の新生児を,遅延性臍帯結紮群(観察群)74人と通常の臍帯結紮群(対照群)82人に分けた。観察群は出生後2分に臍帯を結紮し、対照群は直ちに結紮(≦15秒)した。2群の新生児の出生時、24~48時間、2カ月及び4カ月齢時のヘモグロビン、血清フェリチンのレベルを比較した。結果:観察群の新生児出産時のヘモグロビンレベルは対照群より高かった(P<0.001、平均6.789g/L、95%CI:3.696~9.882)。観察群の新生児の24~48時間のヘモグロビンレベルは対照群より高く(P<0.001、平均の差異は6.781 g/L、95% CI: 3.030~10.533);観察群の新生児の2月、4月のヘモグロビンレベルは対照群と比べ、統計学的有意差が認められなかった(P>0.05)。観察群の新生児出産時及び24~48時間の血清フェリチンレベルは対照群と比較して統計学的有意差が認められなかった(P>0.05)。観察群の新生児2カ月における血清フェリチンのレベルは対照群より高かった(P<0.001、平均差は19.808ng/mL、95%CI:13.207~26.409)。観察群の新生児4カ月の血清フェリチンレベルは対照群より高かった(P<0.001、平均差18.598 ng/mL、95%CI:11.917~25.279)。結論:臍帯遅延結紮新生児はより良い初期ヘモグロビンレベルと2~4月の時により良い鉄蓄積があり、新生児の発育を促進し、鉄欠乏性貧血の発生を減少させることに有利である。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】