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J-GLOBAL ID：201802259686992309   整理番号：18A0663013

ニッケイの成長フェノロジーおよび月別挿し木について

著者 (1件)： 玉城雅範 (沖縄県森林資源研究セ)
資料名： 沖縄県森林資源研究センター研究報告
号： 59  ページ： 10-13  発行年： 2018年03月 
JST資料番号： L0234A  ISSN： 1882-1855  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本研究では,ニッケイの挿し木発根率の向上を目的に,沖縄県での成長フェノロジーを把握し,時期別挿し木試験を行って,成長フェノロジーと発根率との関係から挿し木適期を検討するとともに,挿し穂の太さと発根率の関係から最適な挿し穂の太さを検討。
・挿し木適期は,10月~翌年3月と推察されたが,発根率は高くても68%程度で,大量の苗木生産のためには,発根率の更なる向上が必要。
・発根率は,挿し穂径により差があり,直径1~6mmでは50%以上で,直径7mm以上では20%。

シソーラス用語： *ニッケイ ,  生物学 ,  *植物成長 ,  *挿木 ,  育苗 ,  無性生殖 ,  増殖 ,  比率 ,  枝
準シソーラス用語： フェノロジー ,  *樹木成長 ,  栄養繁殖 ,  発根率 ,  挿穂

分類 (2件)： 特用作物一般  (FC03071W) ,  造林一般  (FF03010A)

引用文献 (5件)：

• 近藤博夫・平田功(1997) 主要造林樹種の育苗技術の確立-ニッケイ、オガタマノキの挿し木試験-. 沖縄県林試研報 40:74-82
• 町田英夫(1974) さし木のすべて. 誠文堂新光社
• 松田辰美ら(1996) 主要造林樹種の育苗技術の確立-ニッケイの挿し木試験-.沖縄県林試業報 7:17-18
• 松永孝治ら(2009) さし穂サイズと採穂台木の形態的要因がクロマツさし木苗の生産効率に与える影響. 日林誌 91:335-343
• 森下義郎(1964) さし木の腐敗とその防止および回避. 林業試験場研究報告 165:1-277

タイトルに関連する用語 (4件)： ニッケイ ,  成長 ,  フェノロジー ,  挿し木