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J-GLOBAL ID：201802259732334673   整理番号：18A2032321

バニッシングにより作製したナノ構造表面層による耐摩耗性の改善【JST・京大機械翻訳】

Wear Resistance Improvement by Nanostructured Surface Layer Produced by Burnishing

著者 (4件)： Kato Hirotaka (National Institute of Technology, Department of Mechanical Engineering, Fukui College; Geshi, Sabae, Japan, 916-8507) ,  Ueki Hiroto (National Institute of Technology, Department of Mechanical Engineering, Fukui College; Geshi, Sabae, Japan, 916-8507) ,  Yamamoto Keitaro (National Institute of Technology, Department of Mechanical Engineering, Fukui College; Geshi, Sabae, Japan, 916-8507) ,  Yasunaga Kazufumi (Wakasa Wan Energy Research Center, Research and Development Department; 64-52-1, Nagatani, Tsuruga, Fukui, Japan, 914-0192)
資料名： Materials Science Forum  (Materials Science Forum)
巻： 917  ページ： 231-235  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0716B  ISSN： 0255-5476  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微細構造進化のための最も強力なプロセスの一つであるバニシを,旋盤機械を用いて炭素鋼の回転ディスク試験片の平坦表面に負荷し,供給した超硬合金球(直径6mm)により行った。表面粗さ,微細構造および硬度に及ぼす力および回転速度のようなバニシングプロセスパラメータの影響を調べた。さらに,ボール・オン・ディスク摩擦法を用いて,バニシ表面層の乾燥滑り摩耗特性を研究した。バニシングボールのラビング運動による表面粗さの塑性流れにより,バニシ表面は,旋削前の表面よりもはるかに滑らかであることが分かった。30~50nmの粒径範囲におけるナノ構造は,焼き込まれたサブ表面層に形成され,硬度は結晶粒微細化により著しく増加した。ナノ結晶微細構造は,摩擦誘起塑性変形の高い歪と歪速度のために,高いバニシ力と速度で観察された。さらに,バニシ処理は比摩耗率を6倍低減した。従って,炭素鋼の耐摩耗性は,滑らかな表面とナノ構造の表面下層によるバニシにより著しく改善されると結論した。Copyright 2018 Trans Tech Publications Ltd. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 超硬合金 ,  *耐摩耗性 ,  円板 ,  表面粗さ ,  硬度 ,  炭素鋼 ,  結晶粒微細化 ,  旋削 ,  塑性変形 ,  ラビング ,  *ナノ構造 ,  ナノ結晶 ,  微細構造 ,  旋盤 ,  下層

著者キーワード (5件)： 硬さ ,  バニシ仕上 ,  炭素鋼 ,  耐摩耗性 ,  ナノ構造表面層

分類 (1件)： その他の塑性加工  (WC04090Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 作製 ,  ナノ構造 ,  表面層 ,  耐摩耗性