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J-GLOBAL ID:201802259799383763   整理番号:18A0222645

日本の竹類からの生物由来揮発性有機化合物の放出

Biogenic volatile organic compound emissions from bamboo species in Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 40-44(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: X0731A  ISSN: 0021-8588  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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最近の日本では孟宗竹林が管理されないで放置され,竹類の特徴的に速い成長速度のために竹林が拡大している。本研究では,日本の竹林2か所と見本園における14種類の竹類からの生物由来の揮発性有機化合物(BVOC)の放出について,葉のキュベットを用いて測定した。その結果,14種のうちの12種(86%)はイソプレンを0.7~99.1nmol/m2/秒の速度で放出した。モノテルペンとセスキテルペンの放出は確認されなかった。本結果は,マダケ属,Semiarundinaria属,およびホウライチク属のような数種類の竹類は強いイソプレン放出種に分類できると考えられた。本研究では,モウソウチクとPhyllostachys bambusoidesによる日中のイソプレン放出パターンも2015年の春と夏に測定した。両種によるイソプレンの放出速度は夏日に増加して正午ごろには最大値に達し(それぞれ,78.1nmol/m2/秒と57.6nmol/m2/秒),春には少なかった(5nmol/m2/秒以下)。本結果は,将来における竹林面積の増加はオゾンや他の光化学酸化物の大気中濃度の上昇に関与すると考えられた。(翻訳著者抄録)
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