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J-GLOBAL ID：201802259951637128   整理番号：18A0747292

奄美等水産資源利用開発推進事業(沿岸域資源利用開発調査:スジアラ種苗生産技術開発)

著者 (4件)： 今吉雄二 (鹿児島県水産技術開発セ) ,  野元聡 (鹿児島県水産技術開発セ) ,  池田祐介 (鹿児島県水産技術開発セ) ,  松元則男 (鹿児島県水産技術開発セ)
資料名： 鹿児島県水産技術開発センター事業報告書(Web)
巻： 2016  ページ： 250-258 (WEB ONLY)  発行年： 2018年03月 
JST資料番号： U0920A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・美味・高価な魚として知られ,奄美海域において重要な水産資源となっているスジアラについて種苗生産の技術開発を平成28年度に検討。
・1)親魚養成及び採卵試験:産卵前の親魚25尾のうち3尾を処分し,28年度末には22尾,産卵期間は5/30~10/29の152日間で,その内136日で産卵を確認,総採卵数は約1億7974万1000粒で,そのうち浮上卵は約1億3542万5000粒で浮上卵率は75.3%。
・2)種苗生産試験:生産尾数は1~2回次の合計で51628尾(平均全長40mm)と,前年度の20730尾を大きく上回り,5年ぶりの5万尾超過,初期生残は良好で,日齢10での生残率が全ての水槽で10%超。
・生物餌料(ワムシ,アルテミア)の給餌期間を従来の日齢30から10日程度延長したことは減耗緩和に効果があったと推測。
・1~2回次で生産した種苗のうち,約49000尾(平均全長40mm)を9月に出荷。

シソーラス用語： *ハタ科 ,  *種苗管理 ,  飼育管理 ,  採卵 ,  産卵 ,  魚卵 ,  受精卵 ,  生存率 ,  給餌 ,  日齢
準シソーラス用語： *スジアラ ,  *種苗生産 ,  親魚養成 ,  浮上卵 ,  生残 ,  生残率 ,  餌料生物

分類 (2件)： 増養殖の技術  (FH04020Y) ,  魚類  (FH02020K)

タイトルに関連する用語 (9件)： 水産資源 ,  開発 ,  推進 ,  事業 ,  沿岸域 ,  資源利用 ,  調査 ,  スジアラ ,  種苗生産