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J-GLOBAL ID：201802259995648883   整理番号：18A1011235

摩擦撹拌溶接法による2枚の表面シートを有するサンドイッチ型発泡性前駆体を用いたアルミニウムフォームコアサンドイッチの作製

Fabrication of Aluminum Foam Core Sandwich Using Sandwich-Type Foamable Precursor with Two Face Sheets by Friction Stir Welding Route

著者 (3件)： Utsunomiya Takao (Department of Mechanical Engineering, Shibaura Institute of Technology) ,  Otsuki Kohei (Faculty of Science and Technology, Graduate School of Engineering, Gunma University) ,  Hangai Yoshihiko (Faculty of Science and Technology, Graduate School of Engineering, Gunma University)
資料名： Materials Transactions  (Materials Transactions)
巻： 59  号： 6  ページ： 999-1004(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： G0668A  ISSN： 1345-9678  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミニウム(Al)発泡体コアと2つの緻密な金属面シートから成るアルミニウム発泡体サンドイッチ(AFS)は,良好なエネルギー絶縁と遮音特性を有する軽量成分材料である。摩擦撹拌溶接(FSW)法を用いて,発泡可能な前駆体を同時に製造し,前駆体と緻密な金属シート間の冶金学的結合を実現できるAFSの製造法を提案した。本研究では,FSW法を用いて2つのAl面シートを有するサンドイッチ型発泡可能前駆体を作製し,この前駆体を発泡させることにより,AFSを作製した。AFSのX線計算機トモグラフィー検査と電子プローブ微小分析器による観察を通して,Al発泡体コア中に亀裂状細孔は存在せず,発泡によって発生したわずかな細孔のみがAl面シートに入ることを確認した。さらに,AFSの静的引張試験を行い,Al発泡体コアの引張強さは酸化物膜の存在によって減少せず,Al発泡体コアとAl面シート間の界面の結合強度はAl発泡体コアの引張強さより高いことを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *多孔質金属 ,  *摩擦撹拌溶接 ,  薄板 ,  サンドイッチパネル ,  サンドイッチ構造 ,  *アルミニウム ,  前駆体 ,  心材 ,  X線CT ,  細孔 ,  引張強さ ,  酸化膜 ,  付着強さ ,  電子プローブX線分析 ,  起泡 ,  金属板 ,  遮音材料 ,  アルミニウム合金 ,  細孔構造 ,  空隙率
準シソーラス用語： A1050 ,  ADC12

著者キーワード (7件)： 多孔質材料 ,  摩擦撹拌溶接 ,  サンドイッチパネル ,  発泡 ,  接着 ,  複合材料 ,  引張強さ

分類 (1件)： クラッド材  (WE04020G)

引用文献 (19件)：

• 1) J. Banhart: Int. J. Veh. Des. 37 (2005) 114-125.
• 2) H.W. Seeliger: Adv. Eng. Mater. 6 (2004) 448-451.
• 3) C. Chen, A.M. Harte and N.A. Fleck: Int. J. Mech. Sci. 43 (2001) 1483-1506.
• 4) J. Banhart: Prog. Mater. Sci. 46 (2001) 559-632.
• 5) T. Miyoshi, T. Hamada and H. Kanahashi: KOBE STEEL ENGINEERING REPORTS 57 (2007) 95-100.

タイトルに関連する用語 (6件)： 摩擦撹拌溶接 ,  表面シート ,  サンドイッチ ,  発泡性 ,  前駆体 ,  作製