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J-GLOBAL ID：201802260037661954   整理番号：18A0862949

オンデマンド交通サービスを軸としたシェアリングエコノミーの実現

Realization of Sharing Economy Centered on On-Demand Transportation Services

著者 (3件)： KIM Jaeyoul (富士通) ,  石川勇樹 (富士通) ,  池田拓郎 (富士通研)
資料名： Fujitsu  (Fujitsu)
巻： 69  号： 3  ページ： 56-62  発行年： 2018年05月01日 
JST資料番号： F0397A  ISSN： 0016-2515  CODEN： FUJTA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 昨今,シェアリングエコノミー市場は,グローバル規模での拡大や多様な業種業態の参入により,ますます競争が激しくなっている。日本でも様々な分野の企業が集まり,シェアリングエコノミーの普及や発展を目的として,2015年12月に一般社団法人シェアリングエコノミー協会が設立された。また,シェアリングエコノミーを取り巻く法規制の緩和や,シェアリングエコノミー認証制度の運営など活発な活動も行われている。現在,様々な分野で事業化が進んでおり,地方都市を中心にした自動車の乗り合いサービスもその一つである。しかし,車両の稼働率の偏り,運行計画の見直し不足,近視眼的な事業評価などにより,事業を継続できないことが多い。そこで,富士通はSPATIOWLオンデマンド交通サービスを提供し,データの利活用,乗換・運行情報の連携,需要喚起・創出,他サービスとの連携によるサービス改善や付加価値向上,事業改善支援に取り組んでいる。本稿では,SPATIOWLオンデマンド交通サービスの技術の特長,および今後の展開について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *共同利用 ,  *経済 ,  方式 ,  公共輸送 ,  協力 ,  付加価値 ,  事業 ,  利用 ,  計画 ,  自家用車
準シソーラス用語： エコノミー ,  オンデマンド ,  カーシェアリング ,  サービス連携 ,  *シェアリングエコノミー ,  データ活用 ,  運行計画 ,  公共交通サービス ,  情報連携

分類 (2件)： 運輸交通・サービス一般  (TA01010L) ,  その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (5件)：

• 一般社団法人シェアリングエコノミー協会:シェアリングエコノミーとは. https://sharing-economy.jp/ja/about/
• 総務省:情報通信白書平成28年度版. http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/h28.html
• 富士通研究所:住民の移動ニーズへの対応と事業者利益の向上を両立するオンデマンド交通運行技術を開発. http://pr.fujitsu.com/jp/news/2014/05/8.html
• 富士通研究所:シンガポールで人・交通の混雑を緩和する実証実験を開始. http://pr.fujitsu.com/jp/news/2015/11/5.html
• 富士通:伊達市と富士通、遊休車両を有効活用した乗合送迎サービスの実証実験を開始. http://pr.fujitsu.com/jp/news/2018/01/17.html

タイトルに関連する用語 (3件)： オンデマンド交通 ,  サービス ,  エコノミー