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J-GLOBAL ID:201802260072222326   整理番号:18A1155111

脳Alzheimer病理学のバイオマーカーとしての血漿リン酸化タウの定量化:アルツハイマー病とダウン症候群患者を含むパイロット症例対照研究【JST・京大機械翻訳】

Quantification of plasma phosphorylated tau to use as a biomarker for brain Alzheimer pathology: pilot case-control studies including patients with Alzheimer’s disease and down syndrome
著者 (11件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 63  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7339A  ISSN: 1750-1326  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】脳アルツハイマー病(AD)病理を検出するためには,より少ない侵襲性で低コストの血液ベースのバイオマーカーに対する実質的な必要性がまだある。本研究は,スレオニン181(p-タウ181)でリン酸化された血漿タウの定量がADの診断に有益であるかどうかを決定することを目的とした。【方法】著者らは,血漿p-タウ181を定量化するための新規超高感度免疫測定法を開発し,3つのコホートにおける血漿p-タウ181のレベルを測定した。【結果】20AD患者と15人の年齢一致対照から成る最初のコホートにおいて,p-タウ181の血漿レベルは,AD患者において対照より有意に高かった(ADにおける0.171±0.166pg/ml,対照における0.0405±0.0756pg/ml,p=0.0039)。血漿p-タウ181のレベルがカットオフ値(0.0921pg/ml)を超えた被験者の割合は,対照群と比較してAD群で有意に高かった(ADで60%対対照で16.7%,p=0.0090)。Down症候群(DS)患者20名と年齢一致対照22名で構成された第2コホートでは,p-タウ181の血漿濃度はDS群で有意に高かった(DSで0.767±1.26pg/ml,対照で0.0415±0.0710pg/ml,p=0.0313)。DS群におけるp-タウ181の血漿レベルと年齢の間に有意な相関があった(R2=0.4451,p=0.0013)。血しょうp-タウ181(>1.0pg/ml)の極度に高い濃度を示すDS個体の全ては,40歳よりも高かった。8AD患者と他の神経疾患の3患者から成る第3コホートにおいて,血漿p-タウ181のレベルはCSF p-タウ181のそれらと有意に相関した(R2=0.4525,p=0.023)。結論:ADとDSを有する対照と患者におけるp-タウ181の血漿レベルに関する初めての定量的データを報告し,これらのデータは血漿p-タウ181が脳AD病理のための有望な血液バイオマーカーであることを示唆する。この探索的パイロット研究は,ADの診断および疾患進行のための緊急に必要な代理マーカーとしての血漿p-タウ181の有用性を検証するためのさらなる大規模で良く制御された研究を保証する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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神経系の診断 
引用文献 (42件):
  • Neurobiol Aging; Cerebral amyloidosis, ageing and Alzheimer's disease; a contribution from studies on Down's syndrome; DM Mann; 10; 1989; 397-399; 10.1016/0197-4580(89)90073-0; CR1;
  • Lancet Neurol; Advancing research diagnostic criteria for Alzheimer's disease: the IWG-2 criteria; B Dubois, HH Feldman, C Jacova, H Hampel, JL Molinuevo, K Blennow; 13; 2014; 614-629; 10.1016/S1474-4422(14)70090-0; CR2;
  • Ann Neurol; Cerebrospinal fluid biomarker signature in Alzheimer's disease neuroimaging initiative subjects; LM Shaw, H Vanderstichele, M Knapik-Czajka, CM Clark, PS Aisen, RC Petersen; 65; 2009; 403-413; 10.1002/ana.21610; CR3;
  • Brain; Cerebrospinal fluid tau and amyloid-β1-42 in patients with dementia; T Skillbäck, BY Farahmand, C Rosén, N Mattsson, K Nägga, L Kilander; 138; 2015; 2716-2731; 10.1093/brain/awv181; CR4;
  • Alzheimers Dement; Clinical utility of cerebrospinal fluid biomarkers in the diagnosis of early Alzheimer's disease; K Blennow, B Dubois, AM Fagan, P Lewczuk, MJ Leon, H Hampel; 11; 2015; 58-69; 10.1016/j.jalz.2014.02.004; CR5;
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