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J-GLOBAL ID：201802260094367844   整理番号：18A1104446

マウス眼外移植モデルを用いた慢性IOP上昇後のミトコンドリア,軸索輸送および軸索変性に対する年齢の影響【JST・京大機械翻訳】

The effects of age on mitochondria, axonal transport, and axonal degeneration after chronic IOP elevation using a murine ocular explant model

著者 (9件)： Kimball Elizabeth C. (Glaucoma Center of Excellence, Wilmer Eye Institute, Johns Hopkins University, Baltimore, MD, USA) ,  Jefferys Joan L. (Glaucoma Center of Excellence, Wilmer Eye Institute, Johns Hopkins University, Baltimore, MD, USA) ,  Pease Mary E. (Glaucoma Center of Excellence, Wilmer Eye Institute, Johns Hopkins University, Baltimore, MD, USA) ,  Oglesby Ericka N. (Glaucoma Center of Excellence, Wilmer Eye Institute, Johns Hopkins University, Baltimore, MD, USA) ,  Nguyen Cathy (Glaucoma Center of Excellence, Wilmer Eye Institute, Johns Hopkins University, Baltimore, MD, USA) ,  Schaub Julie (Glaucoma Center of Excellence, Wilmer Eye Institute, Johns Hopkins University, Baltimore, MD, USA) ,  Pitha Ian (Glaucoma Center of Excellence, Wilmer Eye Institute, Johns Hopkins University, Baltimore, MD, USA) ,  Pitha Ian (The Center for Nanomedicine, Wilmer Eye Institute, Johns Hopkins University, Baltimore, MD, USA) ,  Quigley Harry A. (Glaucoma Center of Excellence, Wilmer Eye Institute, Johns Hopkins University, Baltimore, MD, USA)
資料名： Experimental Eye Research  (Experimental Eye Research)
巻： 172  ページ： 78-85  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0658B  ISSN： 0014-4835  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,ex vivo外植片モデルにおいて,ミトコンドリア密度,構造および運動,ならびに軸索完全性に関して,4日まで持続する慢性眼圧(IOP)上昇後の若年および老齢マウスを比較することであった。C57BL/6J背景,選択された軸索における黄色蛍光蛋白質(YFP)を発現する1つ,および全てのミトコンドリアにおけるシアン蛍光蛋白質(CFP)を発現する1つの2つのトランスジェニックマウス株を研究した。4か月または14か月齢のマウスを,14時間,1日,3日または4日にわたり,前房マイクロビーズ注射により慢性IOPに曝露した。眼球-視神経移植片の視神経頭部をレーザ走査顕微鏡で調べた。ミトコンドリア密度,構造および運動をCFP移植片で定量し,軸索完全性をYFP移植片で定量した。対照マウスでは,より若い,対照マウスと比較すると,年齢と共にミトコンドリア密度の減少傾向があったが(1947±653対1412±356;p=0.19),これは有意ではなかった(1947±653対1412±356;p=0.19)。ミトコンドリア密度はIOP上昇後に減少し,若いマウス(p=0.04)では31%まで有意に減少したが,老齢マウス(p=0.82)では年齢にマッチした対照と比較して22%減少した。ミトコンドリア平均サイズは,14時間以上(p≧0.16)の慢性IOP上昇後に変化しなかった。ミトコンドリア運動を評価すると,若いマウスでは,5%が任意の時間で移動した。前グレード方向で4%,逆行性で1%であった。若い未処理組織において,移植片の75%だけが移動ミトコンドリア(平均=15.8移動/外植片)を有し,一方,緑内障誘導後に,移植片の24%のみが移動ミトコンドリアを持っていた(平均=4.2移動/外植片;対照との差,p=0.03)。若いマウスで走行した距離ミトコンドリアは緑内障曝露後に変化しなかったが,高齢緑内障移植片では,距離移動は高齢対照の半分以下であった(p<0.0003)。より若いマウスでは,ミトコンドリア速度は,14時間の高いIOP(p=0.006)後に増加した;しかし,高齢緑内障移植片では,運動は対照より実際に遅かった(p=0.02)。RGC-YFP移植片において,軸索完全性は,4日のIOP上昇後に,より若いマウスと老齢マウスの両方において,同様の程度まで有意に減少した。高齢マウスは,若年マウスよりも慢性IOP上昇によるミトコンドリア運動の大きな損失を受けたが,C57BL/6Jマウスにおいて類似の短期軸索断片化を受けた。移植片において研究されたこれらのトランスジェニック株は,実験的緑内障における細胞内構造およびオルガネラ活性の変化の観察を可能にする。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 移植片 ,  完全性 ,  *軸索 ,  眼球 ,  視神経 ,  緑内障 ,  トランスジェニックマウス ,  *ミトコンドリア ,  老年 ,  微粒子 ,  眼圧
準シソーラス用語： 網膜神経節細胞 ,  ex vivo実験 ,  軸索変性 ,  軸索輸送 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 緑内障 ,  強膜 ,  マウス ,  網膜神経節細胞 ,  軸索 ,  ミトコンドリア ,  輸送ブロック ,  Explant

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  眼の基礎医学  (GP01020C)

タイトルに関連する用語 (9件)： マウス ,  眼 ,  移植 ,  モデル ,  慢性 ,  ミトコンドリア ,  軸索輸送 ,  軸索変性 ,  年齢