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J-GLOBAL ID:201802260141066669   整理番号:18A1253716

二重スパイク法を用いた誘導結合プラズマ質量分析によるテルルの精密同位体分析【JST・京大機械翻訳】

Precise isotope analysis of tellurium by inductively coupled plasma mass spectrometry using a double spike method
著者 (3件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 1233-1242  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0770C  ISSN: 0267-9477  CODEN: JASPE2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本論文は,TeとSeの濃度とTeの安定同位体組成を決定するための分析技術を提示する。概説した分析プロトコルは,SeとTeの二重スパイク法を組み合わせて,同位体希釈法と二重スパイク法を用いたTe同位体の質量依存分別を用いてSeとTe濃度を決定した。試料マトリックスからのセレンとTeの分離は,チオール綿繊維を利用した。Te同位体分析のために,脱溶媒噴霧器システム(乾燥プラズマ)と湿潤プラズマを試験した。内部標準溶液に対する同位体分析の再現性は,乾燥および湿潤プラズマ条件下で,δ~130/125Teに対して,それぞれ0.027‰および0.035‰であった。同位体分析のための試料消費量は,乾燥および湿潤条件に対して,それぞれ20および260ngのTeであった。湿式プラズマを用いた分析にはTe水素化物イオンの補正が必要であったが,乾燥プラズマ条件では補正しなかった。Ba/Te<10~-2および<10~-3の場合,それぞれ乾燥または湿潤プラズマ条件に対して,バリウム干渉は同位体分析の精度に影響しなかった。著者らは,5つの異なるTe標準,3つの天然フェロマンガンノジュール参照材料,およびジャjasイド参照材料を分析した。これらの試料の測定されたTe同位体組成は,乾燥および湿潤プラズマ装置で同一であった。異なる供給者からのTeの4つの異なる標準溶液は,δ~130/125Teに対して1.25‰の範囲を有する可変Te同位体組成を示し,それらの供給源物質における異なるTe同位体組成および/またはそれらの製造過程における同位体分別が起こることを示した。正の相関が,鉄マンガン団塊とjaspero試料に対してδ~130/125TeとTeSeの間に観察され,Teの元素と同位体分別が同時に起こり,Te同位体組成が環境条件の変化を反映する可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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無機物質中の元素の物理分析  ,  鉱物・岩石・鉱石の物理分析 
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