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J-GLOBAL ID:201802260152797215   整理番号:18A1035966

クローン病の小児患者における好中球活性酸素種産生の臨床およびゲノム相関【JST・京大機械翻訳】

Clinical and Genomic Correlates of Neutrophil Reactive Oxygen Species Production in Pediatric Patients With Crohn’s Disease
著者 (34件):
資料名:
巻: 154  号:ページ: 2097-2110  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0767A  ISSN: 0016-5085  CODEN: GASTAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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食細胞機能の単原性疾患を有する個体はクローン病(CD)に似た慢性大腸炎を発症する。著者らは,小児患者において,減少したニコチンアミドアデニンジヌクレオチドりん酸(NADPH)オキシダーゼ,好中球機能およびCDの表現型をコードする遺伝子における突然変異の間の関連性を試験した。著者らは,炎症性腸疾患を有する小児患者543人からDNAを用いてNADPHオキシダーゼ(CYBA,CYBB,NCF1,NCF2,NCF4,RAC1,およびRAC2など)をコードする遺伝子における突然変異を同定するために全ゲノム配列分析を行った。血液サンプルは,CDを有する小児患者129人とIBD(対照)のない小児26人から採取した。好中球活性化,活性酸素種(ROS)産生,および細菌取り込みと殺菌のためのアッセイを行った。CDを有する子供の46名からDNAを用いて全エキソソーム配列分析を行い,NADPH遺伝子変異との関連性を調べた。RNA配列分析を,CDを有する46人の子供からの血液細胞を用いて行い,ROS産生に関連した好中球遺伝子発現の変化を試験した。CYBA,CYBB,NCF1,NCF2,およびNCF4における26のミスセンス突然変異を同定した。これらの遺伝子の突然変異を有するCD患者は,これらの突然変異を伴わないCDを有する小児よりも肛門周囲疾患(P=.0008)および狭窄合併症(P=.002)を有する可能性が高かった。これらの突然変異のないCD患者の間で,9%は腹部手術を受けた;これらのNADPHオキシダーゼ遺伝子の突然変異を有する患者の間で,31%は腹部手術を受けた(P=.0004)。CDを有する小児からの好中球のより高い割合は,ROSに対して試験された129人の患者の間で対照(15%)より低いROS産生(47%)を有した(P=.002)。NADPH遺伝子のマイナーな対立遺伝子は,好中球がROSの正常レベルを産生したCDを有する小児の7%で検出され,好中球が低レベルのROS(P=.009)を産生した。低レベルのROSを産生する好中球は,グルコース代謝と抗菌応答を調節する遺伝子に特異的な変化を示した。CDを有する小児においてNADPHオキシダーゼをコードする遺伝子におけるミスセンス突然変異を同定した。これらは,患者からの好中球によるより攻撃的な疾患経過と減少したROS産生に関連していた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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遺伝的変異 

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