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J-GLOBAL ID:201802260169737972   整理番号:18A0665014

二酸化炭素施用が難発根性花木ギンヨウアカシア,オリーブ,フェイジョアの挿し木発根に及ぼす影響

Carbon Dioxide Treatment Promotes Rooting of Cuttings of the Difficult-to-root Omamental Trees Cootamundra Wattle, Olive and Feijoa.
著者 (2件):
資料名:
号:ページ: 117-121,157  発行年: 2018年03月 
JST資料番号: Y0232C  ISSN: 2189-4876  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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挿し木環境への二酸化炭素施用が,難発根性花木であるギンヨウアカシア(Acacia baileyana F.Muell.),オリーブ(Olea europaea L)およびフェイジョア(Feijoa sellowiana Berg)の挿し木発根に及ぼす影響について調査した。挿し木方法は,殺菌処理した挿し木環境で,密閉挿しで行い,20°Cで管理した。二酸化炭素施用は,密閉容器内の濃度が1,500ppmとなるように制御した。春季における挿し木においては,いずれの品目も発根率は低いものの,二酸化炭素施用による発根率の向上が認められた。秋,冬季における挿し木においては,いずれの品目も発根率は二酸化炭素無施用では50~60%であったが,二酸化炭素を施用した場合,80~90%まで向上した。以上の結果から,本研究に供試した花木において,挿し木環境への二酸化炭素施用は,挿し木時期に係らず発根率が向上し,有効な手段であることが明らかになった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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花き・花木 
引用文献 (22件):
  • Gerrakakis AC, ?zkaya MT (2005). Effects of cutting size, rooting media and planting time on rooting of Domat and Ayvalik olive (Olea europaea L.) cultivars in shaded polyethylene tunnel (spt.). Tarim Bilimleri Dergisi 11 : 334-338.
  • 畑 直樹・岡澤敦司・森本絹世・小埜栄一郎・佐竹 炎・小林昭雄 (2009) レンギョウ緑枝挿しの発根に及ぼすIBA浸漬処理,液肥施用,日長および光強度の影響. 植物環境工学21: 15-23.
  • 林 真紀夫・藤本正徳・河野憲司 (2003) CO2施用が挿し木バラの発根・成長促進に及ぼす効果. 植物工場学会誌15: 217-223.
  • 井樋昭宏・巣山拓郎 (2014a) ギンヨウアカシアの穂木殺菌処理と温度が挿し木発根に及ぼす影響(短報). 福岡農試研報33: 55-57.
  • 井樋昭宏・巣山拓郎 (2014b) 難発根性花木3品目における穂木殺菌処理と温度が挿し木発根に及ぼす影響. 園芸学研究 13(別2): 222.
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