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J-GLOBAL ID：201802260221374871   整理番号：18A0857713

水氷上の多環芳香族炭化水素の吸着とイオン化エネルギーの理論的決定【JST・京大機械翻訳】

Theoretical determination of adsorption and ionisation energies of polycyclic aromatic hydrocarbons on water ice

著者 (7件)： Michoulier Eric (Lab. Chim. & Phys. Quant. LCPQ IRSAMC, Univ. Toulouse [UPS] UPS & CNRS, UMR5626, 118 Route Narbonne, F-31062, Toulouse, France. [e-mail]) ,  Ben Amor Nadia ,  Rapacioli Mathias ,  Noble Jennifer A. ,  Mascetti Joeelle ,  Toubin Celine ,  Simon Aude
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 17  ページ： 11941-11953  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 密な星間環境において,多環芳香族炭化水素(PAHs)は,ダスト粒子を覆う水氷マントルに凝縮するか,あるいは集積する可能性がある。従って,吸着されたPAHsを含む光誘起過程における氷の役割を理解することは,天体化学における重要な問題である。これは,(i)PAH-氷相互作用の知識,すなわちPAH-氷界面におけるPAH-氷吸着エネルギーと局所構造,(ii)励起によるPAH-氷系における電子の運命の理解を必要とする。(i)本研究では,電子と有限サイズ系の明示的記述を用いて,3種類の氷結晶(IhとIc)と非晶質(低密度)上のナフタレンからovaleneまでの種々のPAHsに対するPAH-氷系の最低エネルギー構造を決定した。電子構造は,研究した系の良好な記述を保証するために,修正Mulliken電荷を持つSelf Consistent Charge 密度汎関数法(SCC-DFTB)スキームを用いて決定した。(ii)に関しては,PAHの系列の垂直イオン化ポテンシャル(VIPs)に及ぼす氷との相互作用の影響を,PAH-(H2O)_n(n=1~6,13)クラスタに対する相関波動関数結果に対してベンチマークした拘束SCC-DFTBスキームを用いて決定した。結果は,ガス相値に関して氷に吸着されたPAHsのVIPsの~1.4eVに等しい偏差を示した。著者らの結果を実験データと以前の理論的研究に照らして議論した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 波動関数 ,  クラスタ ,  *イオン化ポテンシャル ,  ベンチマーク ,  電荷 ,  電子構造 ,  気相 ,  密度汎関数法 ,  吸着エネルギー ,  *芳香族縮合炭化水素 ,  相互作用 ,  非晶質 ,  氷晶 ,  ポリアセン
準シソーラス用語： 局所構造 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C) ,  炭素多環化合物一般  (CF06010S) ,  環化反応,開環反応  (CF02050I)

物質索引 (1件)： ナフタレン

タイトルに関連する用語 (5件)： 水 ,  多環芳香族炭化水素 ,  吸着 ,  イオン化エネルギー ,  理論