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J-GLOBAL ID:201802260264712291   整理番号:18A2235316

屋外暖房装置を使用した梅園の防霜に関する研究 (接地逆転層の現地観測とCFD による暖房効果予測)

Frost Protection using an Outdoor Fan Heater in a Plum Orchard (Field Observations of an Inversion Layer and Prediction of Heating Effect)
著者 (5件):
資料名:
巻: 53  号: 12  ページ: 927-944(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0886A  ISSN: 2188-9023  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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和歌山県において,早春の夜明けにおける果樹園での強い放射冷却は,梅の木に大規模な霜害を引き起こす可能性がある。梅園では送風ファンまたは燃料ベース加熱器が典型的に使用されているが,それらは非常に寒冷な条件下では効果的ではない。ここでは,送風ファンと燃料ベース加熱器を組み合わせた新しい加熱システムを記述し,霜害防止に対する本方法の実現可能性を記述した。まず,気象庁AMEDASデータを用いて気温,風速,降水量の関係を検討した。その結果,強い放射冷却が本研究地域における低い早春温度に内在する重要な因子であることが分かった。第二に,この新しい組合せシステムに対して加熱効果を大まかに推定した。第三に,早春に和歌山県南部の梅園で現場観察を行った。その結果,地面上の5mの温度低下率が-0.30から-0.21°C/mの範囲であることが分かった。最後に,加熱器出力とファン流量の異なる組合せの下でのファンヒータの加熱効果をCFD解析によって予測した。その結果,送風ファンまたは燃料ベース加熱器に対して本開発のシステムのいくつかの利点が分かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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果樹  ,  暖房 
引用文献 (16件):
  • 1) 和歌山県・和歌山地方気象台:平成19年3月の低温によるウメの被害について,和歌山県農業気象災害速報,第1号(2007).
  • 2) 和歌山県・和歌山地方気象台:平成27年3月27日の低温による農作物の被害について,和歌山県農業気象災害速報,第1号(2010).
  • 3) 日本農業共済新聞:平成22年8月1週号,(2010),<http://nosai.or.jp/mt6/2010/08>,(accessed 2017-8).
  • 4) 和歌山放送WEBサイト記事:2014年04月11日付「和歌山県内で雹と霜の被害 総額2億円近くに」,(2014),<http://wbs.co.jp/news/2014/04/11/40593.html>,(accessed 2017-8).
  • 5) 山本良三,黒柳茂:防霜ファンの理論と実際,地球社,(1975).
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