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J-GLOBAL ID:201802260281077473   整理番号:18A0621971

T細胞を活性化することができる成熟抗原提示細胞へのオリゴマンノース被覆リポソームのin vitro取込炎症性単球の分化を誘導する【Powered by NICT】

In vitro uptake of oligomannose-coated liposomes leads to differentiation of inflammatory monocytes into mature antigen-presenting cells that can activate T cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 57  ページ: 102-111  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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捕捉された抗原を含むオリゴマンノース被覆リポソーム(OML)は効果的な抗原デリバリービークルとして,抗原特異的細胞性免疫応答を誘導する新規アジュバントとして機能する。しかし,OMLによる抗原提示細胞(APC)のin vitro活性化はまだ示されていない。本論文では,OMLはin vitroで炎症性単球に抗原と刺激信号を,成熟したAPCへの細胞の分化をもたらすことを見出した。OMLはマウス血清の存在下でC57BL/6マウスからの末梢血単核細胞と共培養すると,OMLはLy6C~高単球およびLy6C~低単球細胞,マウス炎症性および常在性単球と呼ばれる,それぞれに優先的に取り込まれた。Ly6C~高単球上のCD11c,CD80,CD86,CCR7およびMHCクラスIIの発現はOML取込後24時間で有意に増強されたが,Ly6C~低単球上のこれら分子のアップレギュレーションは限定的であった。さらに,OMLにOVAの抗原ペプチドはLy6C~高単球のMHCクラスIに提示した。さらに,OVA箱詰OMLingesting単球はOT1マウスからのCD8~+T細胞を活性化し,OML中にカプセル化された抗原は炎症性単球の交差提示されることを示唆した。OVA箱詰OMLを取り込む単球の養子移入はマウスにおける抗原特異的Th1免疫応答の誘導をもたらした。まとめると,成熟したAPCは,いかなる付加的な刺激なしOMLによる細胞のex vivo治療による末梢血中の炎症性単球から生成できる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
分類
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白血球,リンパ球 

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