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J-GLOBAL ID：201802260311468304   整理番号：18A0724643

ランダムに分布した不動性ナノ粒子を持つ混み合った環境における半屈曲性高分子の静的および動的性質【JST・京大機械翻訳】

Static and dynamic properties of a semiflexible polymer in a crowded environment with randomly distributed immobile nanoparticles

著者 (2件)： Tsehay Dessalegne A. (Department of Physics, Zhejiang University, Hangzhou 310027, China) ,  Luo Mengbo
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 14  ページ： 9582-9590  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子動力学シミュレーションを,ランダムに分布した不動ナノ粒子(NPs)を有する密集した環境における半柔軟性高分子に対して実行した。ここでは,高分子の静的および動的特性に及ぼす鎖剛性(k_θ),高分子-NP相互作用(ε_PN),およびNP(C_NP)の濃度の影響を研究した。回転<R_G2>の平均二乗半径は,これらの3つの変数に依存して増加,減少,または変化しない。完全に柔軟なポリマ(k_θ=0)では,<R_G2>はε_PNとC_NPで非単調に変化する。しかし,半柔軟性高分子(NPの粒子間距離よりも長い持続長さを有するk_θ=10)に対して,<R_G2>は単調に減少し,ε_PNまたはC_NPの増加とともに変化しなかった。これはNPsによるポリマの軟化を示す。さらに,高分子の並進拡散と回転はNPにより遅延された。十分大きいε_PNにおいて,完全に柔軟な高分子と半柔軟性高分子の両方に対して,サブ拡散が観察された。より多くの単量体が完全に柔軟なポリマ中のNPsと接触しているので,完全に柔軟なポリマに対して,並進拡散に及ぼすNPsの影響はより明白である。対照的に,回転に及ぼすNPsの影響は,それがより多くのNPsと接触しているので,半柔軟性高分子に対してより明白である。さらに,半柔軟性高分子の回転緩和時間τ_Rは,完全に柔軟な高分子のそれよりもε_PNまたはC_NPの増加とともに速く増加した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *半屈曲性高分子 ,  柔軟性 ,  *高分子 ,  *ナノ粒子 ,  単量体 ,  剛性 ,  重合体 ,  相互作用 ,  回転緩和
準シソーラス用語： 並進拡散 ,  粒子間距離 ,  分子動力学シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 分布 ,  動性 ,  ナノ粒子 ,  環境 ,  半屈曲性高分子 ,  動的性質