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J-GLOBAL ID:201802260398535426   整理番号:18A0752916

自己集合ジペプチドナノ粒子を用いたマイクロRNA-199a-3pの標的デリバリーはマウスにおける肝細胞癌を効率的に減少させる【JST・京大機械翻訳】

Targeted delivery of microRNA-199a-3p using self-assembled dipeptide nanoparticles efficiently reduces hepatocellular carcinoma in mice
著者 (11件):
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巻: 67  号:ページ: 1392-1407  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0889A  ISSN: 0270-9139  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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肝細胞癌(HCC)は,限られた全身的および局所的な治療法を伴う悪性腫瘍である。マイクロRNA(miRNA)に基づく治療は有意な可能性を有するが,それらの標的化デリバリーは主要な課題のままである。miR-199a-3pは,種々の細胞過程を調節するHCCにおける重要な腫瘍抑制因子として機能する。最近,ペプチドベースのナノ粒子(NPs)が,miRNAを含むオリゴヌクレオチドを送達するために開発された。ここでは,HCCにおける調節不全遺伝子発現を回復するために,miR-199a-3pの選択的デリバリーのためのアルギニンα,β-デヒドロフェニルアラニン(RΔF)ナノ粒子の合成と特性化について述べる。標的化デリバリーは,HCC細胞系で過剰発現されることが知られているアシアロ糖蛋白質受容体に対するリガンド,RΔF NPs(RΔF-LA NPs)とラクトビオン酸(LA)を結合することにより達成された。RΔF-LA NPs縮合miR-199a-3pは平均サイズ~60nm,ゼータ電位~+2.54mVを有していた。RΔF-LA/miR NPsは,RNアーゼ攻撃と同様に血清中で安定であることが分かった。RΔF-LA/miR NPsは,miR-199a-3pレベル(500倍以上)の有意な増加をもたらす,細胞取り込みの増強とmiR-199a-3pの効率的なデリバリーを示した。増加したmiR-199a-3pレベルは,in vitroで細胞増殖と遊走を著しく抑制し,細胞アポトーシスと特異的標的遺伝子(mTOR)のダウンレギュレーションを誘導した。RΔF-LA/miR NPsは,ヌードマウスを含むHCC腫瘍への静脈注射後に高い腫瘍/低い器官比を示した。RΔF-LA/miR NPs処理マウスは,腫瘍成長において>50%の減少を示し,それはmTOR蛋白質発現の抑制,腫瘍細胞増殖,および生存率の増加(P<0.05)と良く対応した。結論:RΔF-LA/miR NPsは,HCCの治療的アプローチとしてのさらなる開発の可能性を強調するmiRNAの有意に増強されたデリバリーを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  消化器の腫よう 

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