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J-GLOBAL ID:201802260494874744   整理番号:18A1140542

認知障害の有無による高齢患者における歩行特性とそれらの識別力【JST・京大機械翻訳】

Gait characteristics and their discriminative power in geriatric patients with and without cognitive impairment
著者 (9件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 84  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7328A  ISSN: 1743-0003  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】詳細な歩行分析(例えば,速度,自己親和性,安定性,および可変性に関連する測度)は,歩行機能障害の基礎となる原因を明らかにするのを助け,認知障害を同定することができる。しかし,老人患者は歩行に影響を及ぼす複数の条件を有するので,健康な高齢者からの結果は老人患者に容易には外挿できない。したがって,(1)動的システム理論に基づく歩行結果を定量化し,(2)3つのグループにおける識別力を決定した:健康な高齢者,老人性患者,認知障害のない老人性患者。【方法】現在の横断的研究のために,Amsterdam(80±6.6年)におけるMC Slotervaart病院の老人性昼間診療所からの(n=39)および(n=31)認知障害のない70人の老人患者(n=39)を対象とした。参加者は,自己選択速度での単一および二重タスク中に3分間歩行し,一方,3D体幹加速度はiPodタッチG4で登録した。複数の歩行側面を反映する23の歩行結果を定量化した。多変量モデルを,歩行結果から参加者群を最も良くモデル化した部分最小二乗判別分析(PLS-DA)を用いて構築した。【結果】単一作業歩行に対して,PLS-DAモデルは,歩行結果および群における分散のそれぞれ63および41%を説明する4つの潜在的変数から成った。速度,規則性,予測可能性および体幹加速度の安定性に関連する結果は,最も高い識別力(VIP>1)を示した。健康な高齢者の高い割合(単一および二重課題に対してそれぞれ96および93%)は,歩行結果に基づいて正しく分類された。認知障害の有無による老人患者の識別は不良であり,患者の57%(単一タスク)と64%(二重タスク)が誤分類された。結論:高齢者の健康な高齢者に対する高齢者は,より遅く,より規則的でなく,予測可能で,安定しており,認知障害の有無にかかわらず,老人患者間の歩行に差は見られなかった。老人性患者の歩行に対する複数の共存症の影響は,患者が認知障害を発症するとき,さらなる悪化の余地がないということにより,「フロアー効果」を引き起こす可能性がある。従って,認知状態の正確な同定は多因子アプローチを必要とする。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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老人医学  ,  リハビリテーション 
引用文献 (44件):
  • Front Aging Neurosci; Aging causes a reorganization of cortical and spinal control of posture; S Papegaaij, W Taube, S Baudry, E Otten, T Hortobagyi; 6; 2014; 28; CR1;
  • Muscle Nerve; Aging of the human neuromuscular system; AA Vandervoort; 25; 1; 2002; 17-25; 10.1002/mus.1215; CR2;
  • Hortobagyi T, Lesinski M, Gabler M, VanSwearingen JM, Malatesta D, Granacher U. Effects of three types of exercise interventions on healthy old Adults’ gait speed: a systematic review and meta-analysis. Sports Med. 2015; doi:10.1007/s40279-015-0371-2.
  • J Nutr Health Aging; Gait speed at usual pace as a predictor of adverse outcomes in community-dwelling older people an international academy on nutrition and aging (IANA) task force; G Abellan van Kan, Y Rolland, S Andrieu, J Bauer, O Beauchet, M Bonnefoy; 13; 10; 2009; 881-889; 10.1007/s12603-009-0246-z; CR4;
  • Arch Phys Med Rehabil; Increased gait unsteadiness in community-dwelling elderly fallers; JM Hausdorff, HK Edelberg, SL Mitchell, AL Goldberger, JY Wei; 78; 3; 1997; 278-283; 10.1016/S0003-9993(97)90034-4; CR5;
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