文献

J-GLOBAL ID：201802260517095863   整理番号：18A1812288

輸血を低下させた患者における死亡リスク増加と心筋虚血に関連した重度貧血【JST・京大機械翻訳】

Severe anemia associated with increased risk of death and myocardial ischemia in patients declining blood transfusion

著者 (4件)： Guinn Nicole R. (Department of Anesthesiology, Duke University Medical Center, Durham, North Carolina) ,  Cooter Mary L. (Department of Anesthesiology, Duke University Medical Center, Durham, North Carolina) ,  Villalpando Claudia (Department of Anesthesiology, Garfield Medical Center, Monterey Park, California) ,  Weiskopf Richard B. (Department of Anesthesiology, University of California, San Francisco, California)
資料名： Transfusion  (Transfusion)
巻： 58  号： 10  ページ： 2290-2296  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0063A  ISSN： 0041-1132  CODEN： TRANAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:輸血が選択的でない重症貧血患者における罹患率と死亡率に関するデータは限られており,ほとんどのデータは外科的患者のみに由来し,重篤な貧血に関連する心筋虚血の速度に関するデータはない。著者らは,輸血を低下させている重症貧血入院患者における全原因死亡率と心筋虚血の割合を測定することを試みた。方法:制度的レビュー委員会承認により,2004年1月~2015年9月の間の成人血液拒否患者に対するすべての病院入院の遡及的レビューを,単一施設で行った。重篤な貧血は,入院中の任意の時間で8.0g/dL以上のヘモグロビン(Hb)レベルと定義された。測定された結果は,異常なトロポニン(>0.10ng/mL)によって定義されるように,30日以内のnadir Hbと心筋虚血の中で全原因死亡率を含んだ。著者らは,多変量反復測定一般化推定方程式(GEEs)を介して,患者のnadir Hbと転帰との関連を研究した。結果:研究期間中の入院患者1306名のうち,263名は少なくとも1回の入院があり,Hbレベルは8.0g/dL以上であった。30日以内の全死因死亡率は19.8%であり,多変量GEEモデルは,nadir Hb(オッズ比[OR],1.55;95%信頼区間[CI],1.25~1.91;p<0.0001)における死亡率の55%増加を示した。心筋虚血の割合は10.5%で,多変量モデルリスクはnadir Hbの減少と共に増加した(1g/dL減少,OR,1.42;95%CI,1.07~1.90;p=0.016)。結論:重症貧血は,輸血を低下させている患者における心筋虚血と死亡率の増加と関連しており,リスクはnadir Hbの減少とともに増加している。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *心筋虚血 ,  成人 ,  罹患率 ,  不応性貧血 ,  入院 ,  *患者 ,  *貧血 ,  病院 ,  ヘモグロビン ,  死亡率 ,  信頼区間
準シソーラス用語： オッズ比 ,  転帰 ,  多変量 ,  入院患者 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 輸血 ,  患者 ,  死亡リスク ,  心筋虚血 ,  貧血