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J-GLOBAL ID:201802260526163469   整理番号:18A0395785

従来またはミニ歯科インプラントにより支持された下顎オーバーデンチャーの臨床的および放射線学的研究:2年間の前向き追跡調査【Powered by NICT】

Clinical and radiological investigations of mandibular overdentures supported by conventional or mini-dental implants: A 2-year prospective follow-up study
著者 (5件):
資料名:
巻: 117  号:ページ: 239-246.e2  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0704C  ISSN: 0022-3913  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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骨量が限定されていると通常歯科インプラントは,下顎孔間(interforaminal)領域に適用されていない。ミニ歯科インプラントは狭い顎堤における下顎オーバーデンチャーを支持する代替手段を提供し,追加手術はなかった。この非無作為化臨床試験の目的は,2年間の臨床追跡調査中の下顎オーバーデンチャーを支持する従来の歯科用インプラントのそれとミニ歯科インプラントの能力を比較することであった。骨品質,骨吸収,インプラント安定性,および口腔衛生はX線学的に評価した。無歯患者合計32人の参加者が含まれた。二十二名の参加者(99インプラント)は4~5ミニ歯科インプラント(直径:1.8 2.4mm;長さ:13 15mm,研究群)を受け,10人の被験者(35インプラント)は,従来の歯科インプラント(直径:3.3 3.7mm;長さ:11 13mm,対照群)2~4を受けた。研究または対照群の参加者の選択は,下顎での利用可能な骨外形に基づいた。選択は無作為ではなかった。皮質骨厚の密度はCTデータからHounsfield単位(HU)で測定し,患者を2年間追跡した。参加者は外科手術後3 6 12,及び24か月後に調べた。歯科インプラント(ペリオテスト)の挿入,移植後6か月で二次安定性,改良プラーク,プロービング指数の出血,プロービング深さ直後の一次安定性を測定し,統計的に解析した(α=.05)であった。ミニ歯科インプラントを受けた参加者に移植後6か月平均HU値は従来の歯科用インプラント(1100 HU)を受けた参加者のそれより有意に(P=.035)高かった(1250 HU)。従来の歯科用インプラント(1.6と1.8mm)周辺のプロービング深さは手術後12および24か月ミニ歯科移植物の周囲のものより有意に高かった(1.3および1.2mm)であった(P<.001)。従来の歯科用インプラントのための平均一次および二次安定性値は,それぞれ4.0と4.9であった。ミニ歯科インプラントに対する一次および二次安定性値は,それぞれ 0.3と 1.4であった。一次(インプラント挿入直後に測定した)と二次インプラント安定性(インプラント挿入6か月後に測定した)のペリオテスト値は従来の歯科用インプラントのための有意に高いミニ歯科インプラント(P<.001)より。この2年間臨床試験に基づいて,ミニ歯科インプラントを受けている患者は,従来の歯科用インプラントを受けたオーバーデンチャー補綴を支援するための患者のそれらに類似した臨床転帰を有していた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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歯の基礎医学 

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