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J-GLOBAL ID：201802260595330185   整理番号：18A0623655

界面の異なるRNA塩基面積に基づく蛋白質-RNA相互作用の構造解析【Powered by NICT】

A structural dissection of protein-RNA interactions based on different RNA base areas of interfaces

著者 (5件)： Hu Wen (College of Chemistry, Sichuan University, Chengdu 610064, People’s Republic of China. [e-mail] [e-mail]) ,  Qin Liu ,  Li Menglong ,  Pu Xuemei ,  Guo Yanzhi
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 8  号： 19  ページ： 10582-10592  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質-RNA相互作用は非常に一般的な細胞プロセスであるが,相互作用の機構は完全には理解されていない,主に複雑なRNA構造によるものではない。蛋白質-RNA複合体のRNA構造の詳細な調査により,本報で初めて見出されたこれら錯体におけるRNAはP_base(RNA界面に埋め込まれた底面積の割合)の異なるレベルに基づいて三クラス(高,中および低)に明確に分類できることであった。三RNAクラスの観点から,蛋白質-RNA相互作用に関するより詳細な分析は種々の側面,界面面積,構造,組成と相互作用力を含むから実施した,三クラス蛋白質-RNA相互作用の認識特異性のより深い理解を達成した。著者らの分類戦略によると,三--複合体クラスはほとんど全ての特性に関して有意な差があった。高クラス中の錯体は短期と延長RNA構造をもち,蛋白質 ssDNA相互作用のように振舞う。それらの水素結合と疎水性相互作用が強かった。低クラスの錯体では,それらのRNA構造は,主に二本鎖,蛋白質dsDNA相互作用のような,静電相互作用が頻繁に発生する。ミディアムクラスの錯体は,最も長いRNA鎖と最大の平均界面面積を有していた。一方,それらは相互作用力に対しても如何なる選択性を示さなかった。平均について,組成,二次構造と分子間の物理化学的特性の観点から,重要な特徴選択は高及び低錯体に観察されたが,高度に特異的な特徴は,媒質錯体の見られない。提案P_baseは蛋白質-RNA複合体を識別するための新しい決定因子として使用できる重要なパラメータであることを見出した。高および低錯体では,中間錯体よりも界面特性からの認識プロセスの特異性をより容易に理解できる。今後は,中間錯体はより多くの特徴の観点から解析した構造的に著者らの研究焦点であるべきである。全体として,本研究は,より詳細なレベルでの蛋白質-RNA相互作用の機構の更なる理解に寄与する可能性がある。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 水素結合 ,  *相互作用 ,  疎水性相互作用 ,  *タンパク質 ,  *RNA【核酸】 ,  一本鎖DNA ,  *界面 ,  複合体 ,  *構造解析 ,  錯体 ,  二次構造 ,  静電相互作用
準シソーラス用語： 二本鎖DNA ,  特異性 ,  RNA構造 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 核酸一般  (EB04010U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 界面 ,  面積 ,  蛋白質-RNA相互作用 ,  構造解析