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J-GLOBAL ID:201802260630537902   整理番号:18A1197077

低および正常脂肪フリー質量指数と健康管理を有するCOPD患者からのVastus lateralisの2D-DIGEプロテオミクス解析【JST・京大機械翻訳】

2D-DIGE proteomic analysis of vastus lateralis from COPD patients with low and normal fat free mass index and healthy controls
著者 (5件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 81  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7545A  ISSN: 1465-993X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】慢性閉塞性肺疾患(COPD)は,骨格筋消耗が最も一般的であり,生活の質の低下,罹患率および死亡率の低下に寄与するいくつかの肺外効果と関連している。筋肉消耗に至る分子機構は完全には理解されていない。ヒト骨格筋のプロテオーム解析は,正常および病態生理学的条件に対する分子基盤への洞察を得るための有用なアプローチである。【方法】COPDにおける筋肉消耗の過程に関与する蛋白質を同定するために,筋肉量(COPD_L,n=10)(FEV_133±4.3%予測,FFMI15±0.2kg.m-2)の代用として,低脂肪自由質量指数(FFMI)を有するCOPD患者の外側広筋における特異的に発現した蛋白質を,質量分析(MS)と組み合わせたゲル電気泳動(2D-DIGE)技術における二次元蛍光差を用いて,COPD患者および正常FFMI患者(COPD_N,n=8)および年齢,喫煙歴,性別適合健常対照(C,n=9)と比較した。細胞停止のマーカーに対するDOT1L蛋白質発現のサイレンシングの効果を,in vitroで骨格筋衛星細胞(HSkMSCs)で分析し,qPCRとウエスタンブロット法により評価した。【結果】7つの蛋白質のサブセットは,COPD_NとCの両方と比較して,COPD_Lにおいて差別的に発現した。筋肉ホメオスタシス及び酸化ストレスに対する保護に関連する蛋白質の発現増加及び筋原線維形成,細胞増殖,細胞周期停止及びエネルギー生産に関与する構造筋肉蛋白質及び蛋白質の発現低下を見出した。これらの間で,ヒストンメチルトランスフェラーゼDOT1Lの発現低下があった。さらに,in vitroでのヒト骨格筋衛星細胞におけるDOT1L遺伝子のサイレンシングは,細胞停止および老化のマーカーであるp21WAF1/Cip1/CDKN1Aのアップレギュレーションと有意に関連していた。【結論】MSと結合した2D-DIGEは,疾患過程に関連する消耗した外側広筋におけるいくつかの蛋白質の発現における差異を同定した。COPD_L患者の外側広筋におけるDOT1Lのダウンレギュレーションは,細胞停止と老化のマーカーのアップレギュレーションを通して,筋肉消耗過程を仲介する可能性がある。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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呼吸器の疾患  ,  生物物理的研究法 
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