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J-GLOBAL ID:201802260645249213   整理番号:18A0390861

MLST,SCCmec,温泉,及びagr遺伝子座型解析に基づく菌血症患者から分離されたメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)株の分子特性【Powered by NICT】

Molecular characteristics of methicillin-resistant Staphylococcus aureus (MRSA) strains isolated from patients with bacteremia based on MLST, SCCmec, spa, and agr locus types analysis
著者 (6件):
資料名:
巻: 104  ページ: 328-335  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0489A  ISSN: 0882-4010  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の広範な出現,院内感染症の一般的な原因は,世界的な公衆衛生の深刻な問題になりつつある。本研究の目的は,菌血症患者から分離されたメチシリン耐性黄色ブドウ球菌株の抗菌薬感受性パターン,病原性遺伝子の頻度および分子的特性を調べることであった。全128メチシリン耐性黄色ブドウ球菌分離株の2015年2月中2016年1月に採取した。in vitro分離株の抗微生物薬感受性は円盤拡散法を用いて評価した。従来のPCRは,遺伝子をコードする接着(,bbp,EBP,fnbB,fnbA,clfB,clfA)と毒素(etb,η,pvl,tst)の検出のために実施し,分離株のagr型,SCCmec,MLSTとspaタイピングを決定した。全てのメチシリン耐性黄色ブドウ球菌分離株はリネゾリド,テイコプラニン,バンコマイシンに敏感であることが分かった。試験した抗生物質に対する耐性は,ペニシリンの97.7%から24.2%まで変化しムピロシン。本研究で多剤耐性(MDR)の率は97.7%であった。最も一般的に検出される毒素と接着遺伝子はtst(58.6%),clfB(100%)であった。SCCmec III分離株の大部分はagrグループIで見出されたSCCmec IVとII分離株はagr群IIIの間に分布した。MRSA分離株の多遺伝子座配列タイピング(MLST)は五の異なる配列タイプを示した:ST239(43%),ST22(39.8%),ST585(10.9%),ST45(3.9%)とST240(2.3%)。pvl陽性株の全ては,ST22SCCmec IV/t790クローンに属し,MDRした。異なる7spa型の中で,最も一般的なものはt790(27.3%),t037(21.9%),t030(14.1%)であった。spa型t016,t924とspaタイプt383はアジアとイランから初めて報告した。研究病院で循環しているspa型は,メチシリン耐性Staphylococcus aureus分布を理解するための将来の調査研究を行う必要性を支える変化し,その結果,より効果的な感染対策であることが示された。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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感染症・寄生虫症一般 

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