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J-GLOBAL ID:201802260683886267   整理番号:18A0774621

MCMC法による地震後変動モデルの推定手法の開発

Development of Estimation method for Post Seismic Deformation Model Using Monte-Carlo Method
著者 (1件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 171-185  発行年: 2018年03月25日 
JST資料番号: G0199A  ISSN: 0038-0830  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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最新の測地学的基準フレーム(GRF)であるITRF2014は2016年1月から公開されている。ITRF2014において,大地震によって引き起こされる地震時並びに地震後変動を説明するために,地震後変動(PSD)モデルが座標時系列モデルに取り込まれた。日本のGNSS観測網(GEONET)観測局は活発な地殻変動を受けていることから,PSDモデルは各観測局の座標時系列モデリングにとってなくてはならない。本稿では,著者らはアンサンブルMarkov連鎖モンテカルロ(MCMC)法に基づく非線形関数から成るPSDモデルを評価するためにベイズ法を開発した。IGS GNSS観測局の1つであるTSKB観測局において,推定PSDモデルとITRF2014成果物のPSDモデルを比較した。推定PSDモデルと実観測間の差の標準偏差は(E,N,U)=(7.9,13.2,1.6)mmと小さいものであることを見出し,推定PSDモデルが観測データを十分に説明することを示した。また,2011年東北地方太平洋沖地震で深刻な影響を受けた宮古観測所におけるPSDモデルの予測能力についても評価した。地震から2年間(フィッティング期間)にわたる実観測によって宮古観測所のPSDモデルを推定し,推定したPSDモデルをポストフィッティング期間について観測と比較した。その結果,Log+Exp+Logモデルを用いた場合,フィッティング期間の終了から2年後までの差は水平成分1cm,垂直成分2cm以下であることがわかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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地震学一般  ,  地質構造・テクトニクス 
引用文献 (21件):

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