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J-GLOBAL ID:201802260690478864   整理番号:18A1196270

皮膚における免疫および生化学的応答は,ウシマダニRhipicephalus microplusに対して遺伝的感受性および抵抗性を示す【JST・京大機械翻訳】

Immune and biochemical responses in skin differ between bovine hosts genetically susceptible and resistant to the cattle tick Rhipicephalus microplus
著者 (14件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 51  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7341A  ISSN: 1756-3305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】Tickは,それらの宿主の皮膚を付着させ,浸透させ,血液粉を得るために,宿主応答の複数の成分を不活性化する。ウシダニ,Rhipicephalus microplusによるインフェステーション負荷は遺伝的であり,いくつかの品種は生殖的に成功するダニの高い負荷を運ぶが,他においては,いくつかのダニ飼料が効率的に繁殖する。【方法】ウシダニによる侵入の異なる結果をもたらす機構を解明するために,1つの耐性のあるウシの皮膚における全遺伝子発現と炎症を調べた。また,R.microplusの幼虫と幼虫による一次感染を受けたウシの一つの感受性品種を調べた。また,これらの品種を摂食する幼虫と幼虫の寄生を仲介する分泌されたダニ蛋白質をコードする遺伝子の発現プロファイルを調べた。【結果】皮膚における差次的に発現した遺伝子の機能分析は,アレルギー性接触様皮膚炎がIL-6,CXCL-8およびCCL-2の産生により発達し,HMGB1,ISG15およびPKRにより維持され,顆粒球およびTリンパ球を動員する炎症性ケモカインおよびサイトカインの発現を誘導することを示唆する。重要なことに,この応答は感受性宿主において遅延性である。感染した皮膚の組織病理学的分析は,両品種における付着を可能にするダニセメント円錐を囲む炎症反応を示したが,遺伝的に耐性のあるウシにおいては,それらは円錐を不安定化した。転写データは,以前にモデル系における宿主抵抗性の鍵であることが示された好塩基球のダニ仲介活性化への洞察を提供した。ダニ感受性ウシ由来皮膚は,組織を解毒する酵素をコードするより多くの転写物を発現した。興味あることに,これらの酵素はまた揮発性臭気化合物を産生し,従ってダニ感受性ウシからの皮膚ラビングは抵抗性宿主由来のゴムよりも有意に多くのダニ幼虫を誘引した。さらに,ダニにより分泌された調節分子をコードする転写物は,感受性のあるウシを摂食するダニの幼虫および幼虫の唾液腺において有意に豊富であった。結論:ダニ感受性宿主と比較して,揮発性化合物を産生する酵素をコードする遺伝子は,抵抗性宿主において有意に低い発現を示し,それらは幼生に対してより魅力的でない可能性がある;耐性宿主は初期の炎症応答にダニを曝露し,ダニは宿主免疫,炎症及び凝固を抑制する唾液蛋白質をコードする遺伝子の有意に低い発現と関連する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物の生化学  ,  酵素一般  ,  異種生物間相互作用  ,  動物の寄生虫病  ,  牛 
引用文献 (85件):
  • Infect Agents Dis; Blood-feeding arthropods: live syringes or invertebrate pharmacologists?; JM Ribeiro; 4; 1995; 143-52; CR1;
  • Annu Rev Entomol; Role of arthropod saliva in blood feeding: sialome and post-sialome perspectives; JM Ribeiro, IM Francischetti; 48; 2003; 73-88; 10.1146/annurev.ento.48.060402.102812; CR2;
  • Front Biosci Landmark Ed; The role of saliva in tick feeding; IMB Francischetti, A Sa-Nunes, BJ Mans, IM Santos, JMC Ribeiro; 14; 2009; 2051-88; 10.2741/3363; CR3;
  • J Allergy Clin Immunol; Dust mites: immunology, allergic disease, and environmental control; TA Platts-Mills, MD Chapman; 80; 1987; 755-75; 10.1016/S0091-6749(87)80261-0; CR4;
  • J Invest Dermatol; Increased interleukin 6 production by T cells derived from patients with atopic dermatitis; A Toshitani, JC Ansel, SC Chan, SH Li, JM Hanifin; 100; 1993; 299-304; 10.1111/1523-1747.ep12469875; CR5;
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