文献
J-GLOBAL ID:201802260710460360   整理番号:18A1722319

金ナノ粒子とPluronicナノ複合材料の形成に関する新しい洞察:動力学と熱力学パラメータ【JST・京大機械翻訳】

New insights on the formation of gold nanoparticles and Pluronic nanocomposites: Kinetics and thermodynamics parameters
著者 (8件):
資料名:
巻: 268  ページ: 181-189  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0924A  ISSN: 0167-7322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本報告は,ブロック共重合体Pluronic F127(PLU)の存在下で合成された金ナノ粒子(AuNP)の構造,速度論,および熱力学への新しい洞察を報告する。AuNP-PLUナノ複合材料試料を,Au(III)イオンのAu(0)への還元剤としてPLUを,形成AuNPの安定剤としてPLUを用いることにより,水性コロイド懸濁液の形で調製した。透過型電子顕微鏡は,典型的なAuNP-PLUがほぼ多角形(平均直径=18.5nm±0.2)と高結晶性であることを明らかにし,一方,動的光散乱は約50nmの平均流体力学的直径を与えた。減衰全反射Fourier変換赤外(ATR-FTIR)及びRaman分光法は,AuNPがエーテル基の酸素原子との配位によりPLUのより疎水性(ポリプロピレンオキシド)ブロックに位置することを示した。反応時間とPLU濃度の関数としてのAuNPの局在表面プラズモン共鳴(LSPR)バンドの光学的吸光度のモニタリングは,AuNP-PLUの形成が擬一次速度論であり,観測された速度定数はPLU濃度に依存することを示唆した。このように,ナノ粒子を形成するために必要なブロック共重合体の濃度を正確に決定することができた。等温熱量滴定により収集した熱力学データは,Au(III)とPLUの間の静電,Au(0)とPLUの間の疎水性の2つの領域を同定し,そのエネルギーはPLU濃度に依存した。AuNP-PLUナノ複合材料の合成のための最適条件は,PLUがその臨界ミセル濃度以上の濃度で提供されることであると結論した。この条件では,Au(III)からAu(0)への反応が完了し,Au(0)核とポリプロピレン酸化物ブロック間の疎水性相互作用の確立が可能になった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の物理的性質  ,  コロイド化学一般 

前のページに戻る