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J-GLOBAL ID:201802260798315013   整理番号:18A1601359

短期クリープ後の11%Crフェライト/マルテンサイト鋼における析出相の同定

Identification of Precipitate Phases in an 11%Cr Ferritic/martensitic Steel after Short-term Creep
著者 (5件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 1467-1473(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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超超臨界発電所における蒸気温度をさらに高めるために,ターゲット動作温度が650°C以上の9~12%Crフェライト/マルテンサイト(FM)鋼を開発している。最大使用温度650°Cが期待できるSAVE12鋼の公称化学組成を参照して,11%CrFM鋼を調製した。エネルギー分散X線分光計を用いた透過型電子顕微鏡により,1100時間,600°C/180MPaでの短時間クリープ後の11%CrFM鋼の析出相を調べた。クリープ鋼中の析出相は,Fe-W-CrリッチM6C炭化物,CrリッチM23C6およびM7C3炭化物,FeリッチLaves相,Nb-Taリッチ/Ta-Nbリッチ/VリッチMX相,ならびにFe-Crリッチシグマ相であると同定した。f.c.c.結晶構造を有する同定されたM6C炭化物は,約41Fe,31W,20Cr,および4Ta(at.%)の金属元素組成と直径70~310nmの範囲の不規則なブロック状形態を有していた。M6C,CrリッチM7C3炭化物,ならびにFe-WリッチLaves相は,クリープ中に形成されると考えた。本研究は,M6C炭化物がクリープ後の鋼における支配的な相であることを明らかにした。クリープ鋼中のM6C炭化物の形成についても議論した。(翻訳著者抄録)
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