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J-GLOBAL ID：201802260845670316   整理番号：18A1791080

日本産和牛肉に対する香港消費者の嗜好性 表示情報と基準点効果

Hong Kong consumer preferences for Japanese beef: Label knowledge and reference point effects

著者 (4件)： Kikushima Ryosuke (Policy Research Institute, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries, Tokyo, Japan) ,  Nakajima Shinsaku (School of Agriculture, Meiji University, Kanagawa, Japan) ,  Takano Masahiro (Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo, Tokyo, Japan) ,  Ito Nobuhiro (Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo, Tokyo, Japan)
資料名： Animal Science Journal  (Animal Science Journal)
巻： 89  号： 10  ページ： 1519-1529  発行年： 2018年10月 
JST資料番号： W1430A  ISSN： 1344-3941  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 和牛の優れた香味は世界中でますます人気となっている。しかしながら日本産和牛の人気は本物の和牛の競争を促しており,結果として本物でない和牛肉の出現をもたらしている。この輸出競争を避けるために,日本産和牛の生産者は改良して,それらの付加価値の高い牛肉を差別化する必要がある。香港における日本産和牛の消費に焦点を当てた過去の研究はほとんどないので,本論文では選択実験を用いて香港の消費者による原産地国に関する牛肉の評価を調べた。ウェブでのアンケートによって得られた250人の香港消費者からのデータを用いて,牛肉の嗜好性を解析した。牛肉の原産地国に加えて,その脂肪交雑レベル,日本産和牛のラベル,および基準点効果について考察した。その結果は香港消費者がオーストラリアまたはアメリカ産和牛に対して日本産和牛に関しては魅力的な価値を感じていることを示している。その価値感は日本産和牛のラベルを見た消費者の間ではより大きい。基準価格効果も統計的に確認された。したがって日本産和牛の肉消費を販売促進するためには,日本産和牛の利点を消費者に認識させることが重要である。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *肉牛 ,  *牛肉 ,  香港 ,  消費者 ,  *嗜好性 ,  基準点 ,  脂肪交雑 ,  ラベル ,  原産地 ,  日本産 ,  *和牛 ,  *食肉

著者キーワード (5件)： 選択実験 ,  香港 ,  ラベル ,  基準点効果 ,  Wagyu

分類 (2件)： 食品一般  (FJ01010Y) ,  生肉の品質と処理  (FJ12032O)

タイトルに関連する用語 (7件)： 日本 ,  牛肉 ,  香港 ,  消費者 ,  嗜好性 ,  表示情報 ,  基準点