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J-GLOBAL ID:201802260935685676   整理番号:18A0469078

マウスにおける高脂肪食誘発性非アルコール性脂肪性肝疾患に対するカリコシンの影響【Powered by NICT】

Effects of calycosin against high-fat diet-induced nonalcoholic fatty liver disease in mice
著者 (19件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 533-542  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2642A  ISSN: 0815-9319  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景および目的:非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は重大な健康問題で世界的になってきた。本研究は,マウスにおける高脂肪食(HFD)誘発性NAFLDに対するカリコシンの効果を検討するためにデザインした。【方法】C57BL/6J雄マウスは,HFDを給与したNAFLDモデルを誘導し,12週間またはカリコシン有無下で試験した。A LT,AST,インシュリンおよびアディポネクチンのレベルは生化学的方法を用いて測定した。Hemotoxylinとエオシン染色とオイルレッドO染色は,肝臓組織病理学変化を決定し,それぞれ脂質蓄積の程度を測定するために使用した。グルコース負荷試験およびインスリン負荷試験を実行した定量的インシュリン感受性検査指数測定により追跡した。ウエスタンブロットおよび定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応は,カリコシンの有益な効果に関与する潜在的機構を調査するために使用した。【結果】カリコシンが効果的にA LTおよびASTのレベルを減少させ,アディポネクチンとインシュリンのレベルを増加させた。Hemotoxylinとエオシン染色は,カリコシン処理著しく改善された肝障害を示した。オイルレッドO染色は,脂質蓄積カリコシン処理著しく改善を示した。HFD給餌マウスにおける定量的インシュリン感受性チェック指数は標準食を与えたマウスよりも有意に低かった。さらに,カリコシンは糖新生およびトリグリセリド合成に関与するホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ,グルコース-6-ホスファターゼ,ステロール調節エレメント結合蛋白質1c,およびFASNを抑制した。カリコシンはグルコース代謝に関与するグリコーゲンシンターゼキナーゼ3β,グルコース輸送体4およびりん酸化インシュリン受容体基質1及び2発現を増加させた。HFD誘発性NAFLDに対するカリコシンの前述の有益な効果は,ファルネソイドX受容体活性化に起因すると考えられる。【結論】カリコシンはマウスでHFD誘発性NAFLDに対して好適な効果を作り出すことができた。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  遺伝子発現 
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