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J-GLOBAL ID:201802261051651115   整理番号:18A0239145

ジクロルボス誘発肝毒性とミトコンドリア/リソソーム損傷に対する補酵素Q10ナノ粒子の保護効果【Powered by NICT】

Protective effects of coenzyme Q10 nanoparticles on dichlorvos-induced hepatotoxicity and mitochondrial/lysosomal injury
著者 (10件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 167-177  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0287C  ISSN: 1520-4081  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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経口または非経口投与による生体異物誘発肝疾患治療のための生体適合性抗酸化ナノ粒子の開発は医学において大きな関心事である。本研究において,著者らは有機リン系としてジクロルボス(DDVP)により誘導された肝毒性に対する補酵素Q10ナノ粒子(CoQ10 NPs)の保護効果を実証した。CoQ10は効率的な抗酸化剤であるが,その貧弱なバイオアベイラビリティが,この有用な剤の応用を制限している。最初に,CoQ10 NPsは,動的光散乱(DLS)および透過型電子顕微鏡(TEM)を用いてキャラクタリゼーションを行った調製した。CoQ10 NPsの存在下でDDVP処理及び未処理肝細胞では,細胞生存性,活性酸素種(ROS),脂質過酸化(LPO),ミトコンドリア膜電位(MMP),リソソーム膜完全性および細胞内グルタチオン(GSH)含有量のレベルを測定した。調製したCoQ10 NPsは単分散で,平均直径54nmの狭いサイズ分布を有していた。in vivo研究では,酵素,正常肝機能維持のための抗酸化系に関与することを評価した。非CoQ10と比較して,CoQ10 NPsが効率的にROS形成,脂質過酸化と細胞死を減少させた。また,CoQ10の微粒子形状は,MMP,GSHレベルとリソソーム膜の完全性を改善した。in vivo研究では,CoQ10 NPsは,その非粒子型(P<.05)よりも良好な肝保護的なことを明らかにした。,CoQ10 NPsは,有機リン剤により誘導される,特にDDVPの1例であることを中毒の治療と予防薬として使用される潜在的能力を持つことを提案した。さらに,これらの陽性所見は,このナノ粒子は生体異物誘発肝疾患の治療に適している。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属及び金属化合物の毒性  ,  動物に対する影響 

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