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J-GLOBAL ID:201802261147102625   整理番号:18A0353918

BCSクラスII薬剤のカプセル化と放出のためのハイドロフォビンナノフィブリル化セルロースで安定化したエマルション【Powered by NICT】

Hydrophobin-nanofibrillated cellulose stabilized emulsions for encapsulation and release of BCS class II drugs
著者 (7件):
資料名:
巻: 100  ページ: 238-248  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0673A  ISSN: 0928-0987  CODEN: EPSCED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,難水溶性モデル化合物ナプロキセンおよびイブプロフェンのカプセル化と放出のための生体高分子ベースの水性懸濁製剤を構築した。Trichoderma reesei由来のクラスIIのハイドロフォビン蛋白質H FBIIは連続水相中でエマルション液滴の油/水界面を安定化する界面活性剤として用いた。ナノフィブリル化セルロース(NFC)は,乳濁液を安定化し,NFC繊維ネットワークにおける蛋白質被覆油滴をカプセル化するために粘度調整剤として使用した。天然及び酸化両NFCの可能性をこの目的のために研究した。種々の乳濁液処方を調製し,ナプロキセンおよびイブプロフェンの薬物放出速度を制御する異なる定式化の能力,モデル化合物として用い,を評価した。持続薬物放出のための最適処方は薬剤の0.01%,0.1%HFBII,0.15%酸化NFC,10%大豆油および90%の水相から成っていた。比較により,HFBIIと組合せた在来NFCの使用は,化合物の両方のための即時薬物放出をもたらした。結果は,これらのNFC由来生体高分子である医薬品乳剤に適していることを示した。天然および酸化されたNFC品質は,持続性および即時薬物放出応用におけるエマルション安定剤として用いることができる。さらに,乳濁液の安定化はH FBIIとNFCの両方の低濃度は,薬剤乳剤で伝統的に用いられる通常の賦形剤の界面活性剤濃度と比べて有利な点であろうで達成された。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物薬剤学(基礎)  ,  物理薬剤学 

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