抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・旅客トイレの器具数の適正化に向け,現状に則した算定法作成を目標。
・既往研究から,大きく4種類の算定法を挙げ,それぞれの算定法に使用されているパラメータの整理を実施。
・算定法適正化に向けての問題点として,1)使用される算定式が異なる,2)使用されているパラメータ値が変化している,3)サービスレベル設定値が異なる,4)考慮されていないパラメータがある,の4つを指摘。
・パラメータの一つである器具占有時間について実測調査を実施。
・トイレ到着率について実測調査を実施。
・既往研究でも使用されている空気調和衛生工学会のサービスレベル1~3に加え,新たにサービスレベル4として,「待ち時間>占有時間となる確率が大便器で5%以下,小便器で1%以下」を設定。
・算定式の有用性を確認するために,数駅を抽出し,算定した器具数と現状の器具数を比較し,検討を実施。
・結果は,男女ともに器具数が増加,減少,増減なしと様々であり,従列が確認できた駅の大便器では増加傾向を示しているため,概ね式の有用性を確認。