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J-GLOBAL ID:201802261218395292   整理番号:18A0975687

E3ユビキチンリガーゼ,MARCH8の発現増加は食道腫瘍の増殖と関連する【JST・京大機械翻訳】

Increased expression of MARCH8, an E3 ubiquitin ligase, is associated with growth of esophageal tumor
著者 (4件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 116  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7315A  ISSN: 1475-2867  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,ヒト食道扁平上皮癌における膜関連RING-CH8(MARCH8)の異常な発現を初めて報告する。MARCH8は最近発見された新しい遺伝子(RING)E3リガーゼのMARCHファミリーのメンバーである。最初の研究は主にその免疫調節的役割に焦点を当てているが,このE3リガーゼの新たに発見された標的は,胚発生やアポトーシスの阻害などの他の生物学的過程におけるその可能な役割に向かっている。しかし,癌におけるその関連性はまだ解明されていない。定量的リアルタイムPCRと免疫組織化学を実施し,食道扁平上皮癌組織におけるMARCH8mRNAと蛋白質のレベルを調べた。食道癌細胞におけるMARCH8の役割を,細胞増殖,クローン原性および遊走/浸潤アッセイおよびMARCH8遺伝子ノックダウンによるフローサイトメトリーにより評価した。MARCH8 mRNAの有意に増加した発現は,遠隔にマッチした非悪性組織と比較して,食道扁平上皮癌で見られた(p=0.024,AUC=0.654)。免疫組織化学的分析は,食道扁平上皮癌組織の86%におけるMARCH8蛋白質の過剰発現を明らかにした(p<0.001,AUC=0.908)。興味深いことに,MARCH8蛋白質の強い核染色は,その細胞質発現に加えて癌細胞で検出された。MARCH8のノックダウンは,食道癌細胞の増殖,遊走,浸潤およびクローン原性の可能性を減少させた。これに加えて,MARCH8のサイレンシングは,サブG0およびG2/M集団(細胞死)の増加およびS期集団の減少を示す細胞周期分布アッセイにより測定された食道癌細胞におけるアポトーシスを誘導した。MARCH8サイレンシングにより誘導されたアポトーシスの型を更にチェックするため,アネキシン分析を行い,初期アポトーシス相における細胞数の有意な増加を示した。全体として,前癌および新生物食道組織におけるMARCH8遺伝子の発現増加および癌細胞特性に及ぼすそのノックダウン効果は,食道腫瘍形成におけるこの蛋白質の潜在的役割に向けて指摘された。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  消化器の腫よう 
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