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J-GLOBAL ID:201802261235133434   整理番号:18A0819036

リンパ腫患者におけるグループA赤血球と広い熱振幅に対して異なる反応性を示す異常に高い力価の抗H抗体【JST・京大機械翻訳】

Anti-H antibody of unusually high titer showing variable reactivities against group A red cells and broad thermal amplitude in a patient with lymphoma
著者 (5件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 88-90  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3421A  ISSN: 1473-0502  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,A群赤血球に対して広い熱振幅と可変反応性を示す高力価抗H抗体を有する患者の症例を報告する。症例は62歳女性で,多発臓器を伴うびまん性大細胞リンパ腫と診断された。患者のABO/RhD型はA+で,遺伝子型はABO*A.01.01/ABO*O.01.02であった。抗体スクリーニング試験(AST)と抗体同定試験(IDT)はすべての試薬細胞に対して強く陽性であった。抗ヒトグロブリン(AHG)試験により,37°C相に対して1:256の抗体価及びポリ及びモノ特異的C3dに対する痕跡陽性を明らかにした。反応性は,試験した全ての温度(4°C,室温(RT)および37°C)にわたって,A+赤色細胞に対するよりもO+赤色細胞に対して強かった。これはAHG相でも見られた。抗IHは,O+臍帯細胞(CCs)の凝集に基づいて除外された。抗体はDTT処理後IgM抗Hとして測定した。ランダムドナーからの10A+赤色細胞の3つのバッチを,チューブ法を用いたクロスマッチングのために3つの連続的な血清を用いてテストした。興味深いことに,試験した30A+赤細胞のうち,RTで20細胞,37°Cで11細胞,AHG相で11細胞が2+以上の反応性を示した。患者は,その後,6単位の充填RBCsでトランスフェクションした。化学療法(R-CHOPレジメン)とHelicobacter pylori根絶を開始した。抗体価は治療後徐々に低下した。結論として,広い熱振幅を有する高力価抗Hを有する患者の症例を同定し,抗H抗体がASTおよびIDTにおける汎凝集を有する症例に対して考慮される必要があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
臨床腫よう学一般  ,  血液の腫よう 

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