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J-GLOBAL ID：201802261277043686   整理番号：18A0376871

8-ブロモアデノシンおよびシステインからの8-S-L-システイニルアデノシンの形成

Formation of 8-S-L-Cysteinyladenosine from 8-Bromoadenosine and Cysteine

著者 (4件)： Suzuki Toshinori (School of Pharmacy, Shujitsu University) ,  Ogishi Akihiro (School of Pharmacy, Shujitsu University) ,  Shinohara Toru (School of Pharmacy, Shujitsu University) ,  Suito Shinya (School of Pharmacy, Shujitsu University)
資料名： Chemical and Pharmaceutical Bulletin (Web)  (Chemical and Pharmaceutical Bulletin (Web))
巻： 66  号： 2  ページ： 184-187(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U1401A  ISSN： 1347-5223  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 8-ブロモアデノシンをシステインと一緒にpH7.2および37°Cでインキュベートすると,独占産物が生成された。この生成物は,8位の8-S-L-システイニルアデノシンのアデノシンのシステイン置換誘導体として同定された。反応は,pHが穏やかな酸性条件から塩基性条件に増加するにつれて促進された。アデノシンの単離されたシステイン付加物はpH7.2および37°Cで15時間の半減期で減少した。8-ブロモ-2′-デオキシアデノシンと8-ブロモアデノシン3′,5′-環状一リン酸とシステインとのインキュベーションについても同様の結果が得られた。これらの結果は,ヌクレオチド,RNAおよびDNA中の8-ブロモアデニンがチオールと反応し,生理学的条件下でアダクトをもたらすことを示唆している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： インキュベート ,  *酸塩基平衡 ,  pH依存性 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  TOFスペクトル ,  起業支援 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： インキュベーション

著者キーワード (10件)： 8-bromoadenosine ,  cysteine ,  cysteinyladenosine ,  8-bromo-2′-deoxyadenosine ,  8-bromo-cAMP ,  8-bromoadenosine ,  cysteine ,  cysteinyladenosine ,  8-bromo-2′-deoxyadenosine ,  8-bromo-cAMP

分類 (1件)： ヌクレオシド,ヌクレオチド  (CF10060K)

物質索引 (3件)： 8-ブロモアデノシン ,  8-ブロモ-2′-デオキシグアノシン ,  システイン

引用文献 (21件)：

• 1) Wang J., Slungaard A., Arch. Biochem. Biophys., 445, 256-260 (2006).
• 2) Weiss S. J., Test S. T., Eckmann C. M., Roos D., Regiani S., Science, 234, 200-203 (1986).
• 3) Holzbecher J., Ryan D. E., Clin. Biochem., 13, 277-278 (1980).
• 4) Nauseef W. M., Cell. Microbiol., 16, 1146-1155 (2014).
• 5) Schultz J., Kaminker K., Arch. Biochem. Biophys., 96, 465-467 (1962).

タイトルに関連する用語 (2件)： 8-ブロモアデノシン ,  システイン