文献

J-GLOBAL ID：201802261290444165   整理番号：18A0470394

配位ケージ空洞中の疎水性ゲストの結合は「高エネルギー」水の遊離により駆動される【Powered by NICT】

Binding of Hydrophobic Guests in a Coordination Cage Cavity is Driven by Liberation of “High-Energy” Water

著者 (5件)： Metherell Alexander J. (Department of Chemistry, University of Sheffield, Sheffield, S3 7HF, UK) ,  Cullen William (Department of Chemistry, University of Sheffield, Sheffield, S3 7HF, UK) ,  Williams Nicholas H. (Department of Chemistry, University of Sheffield, Sheffield, S3 7HF, UK) ,  Ward Michael D. (Department of Chemistry, University of Sheffield, Sheffield, S3 7HF, UK) ,  Ward Michael D. (Department of Chemistry, University of Warwick, Coventry, CV4 7AL, UK)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 24  号： 7  ページ： 1554-1560  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： M_8L_12立方体配位ケージの空洞は,水分子あたりの水素結合の平均数は,バルク溶液中のものよりも0.5個の水素結合は十水分子のクラスターを受け入れることができる。空洞内のこれらの「水素結合フラストレートした」または「高エネルギー」水分子の存在は,ゲスト結合主にエンタルピーに関連する疎水性効果をもたらし,これらの水分子は放出に及ぼすそれらの水素結合環境の改善が可能である。これは疎水性表面からの秩序化分子の放出に関連した有利なエントロピー変化が支配的疎水性効果の古典的形態と対照的である。いくつかのゲストに関してVan’tHoffプロットを水中の結合の自由エネルギーは主としてエンタルピー駆動であることを示した。CH_2基の有無による関連ゲストの五個の相同対では,ゲストのためのΔH及びTΔS,ΔΔH及びTΔΔS,CH_2から生じる寄与の差結合と増分変化はTΔΔS5(±1)kJ/mol~ 1ΔΔH及び0(±1)kJ/mol~ 1を一貫してグループである。疎水性ゲストの結合におけるΔHのこの系統的優位性はゲスト結合はより良好な溶媒和環境への「高エネルギー」水分子の放出により支配されているという見解と一致している,ククルビツリルファミリーのいくつかのメンバーの最近実証されている。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 水分子 ,  エントロピー ,  溶媒和 ,  エンタルピー ,  *疎水性 ,  クラスタ ,  水素結合 ,  自由エネルギー ,  分子認識
準シソーラス用語： 超分子化学 ,  疎水性効果 ,  六面体 ,  *高エネルギー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 配位ケージ ,  ホスト-ゲスト系 ,  疎水性効果 ,  分子認識 ,  超分子化学

分類 (1件)： 分子化合物  (CE02000C)

タイトルに関連する用語 (5件)： ケージ ,  空洞 ,  疎水性 ,  高エネルギー ,  水