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J-GLOBAL ID:201802261343464042   整理番号:18A0801076

蛋白質コロナを越えて-ナノキャリアの生物学的応答のための脂質物質【JST・京大機械翻訳】

Beyond the protein corona - lipids matter for biological response of nanocarriers
著者 (9件):
資料名:
巻: 71  ページ: 420-431  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3136A  ISSN: 1742-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ナノキャリアと血しょう成分の相互作用は生物学的応答に影響を及ぼし,したがって制御される必要がある。ナノ担体への蛋白質吸着は広範囲にわたって研究されてきたが,薬物送達に対する脂質相互作用の役割とその生物学的効果はまだ明らかではない。しかしながら,脂質は血漿の重要な構成要素であり,通常リポ蛋白質の形で結合する。既に多くのナノキャリアシステムに対して,それらの蛋白質コロナにおけるアポリポ蛋白質の濃縮が報告されているので,著者らはナノキャリアとリポ蛋白質の相互作用を調べた。もし相互作用がリポ蛋白質吸着に関して起こるならば,2つのシナリオが可能である:完全なリポ蛋白質複合体の吸着または単一成分の吸着による錯体の崩壊。相互作用を研究し,どのシナリオが起こるかを明らかにするために,高分子モデルナノ粒子および異なるリポ蛋白質タイプを等温滴定熱量測定,透過型電子顕微鏡および他の方法によって研究した。著者らのデータは,高分子ナノ粒子との接触で,リポ蛋白質の崩壊と脂質の吸着が起こることを示す。さらに,細胞取り込みに及ぼすリポ蛋白質吸着の影響を調べ,リポ蛋白質の主要な効果を見出した。現在,診断的または治療的キャリアシステムとして開発されたナノ材料は,生体内の生物学的応答に関して十分に特性化される必要があることが良く受け入れられている。多くの研究は,蛋白質がナノ材料の表面に吸着し,材料の同一性を定義する新しい界面を生成することを既に示している。しかしながら,血漿の他の表面活性成分の存在とそれらがナノ材料とどのように相互作用するかは,あまり研究されていない。したがって,本研究は,リポ蛋白質とナノ材料の間の相互作用機構を理解するための重要な寄与を提供することを目的とする。リポ蛋白質は高い量の脂質を輸送するので,表面活性分子であるので,実証された相互作用は完全なリポ蛋白質の崩壊と同様に進行することができる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 

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