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J-GLOBAL ID:201802261382506343   整理番号:18A0380834

チベット南部のカリ質火山岩とアダカイト質貫入岩:インドプレートからのマントル-地殻相互作用と物質移動への洞察【Powered by NICT】

Potassic volcanic rocks and adakitic intrusions in southern Tibet: Insights into mantle-crust interaction and mass transfer from Indian plate
著者 (7件):
資料名:
巻: 268-271  ページ: 48-64  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0172A  ISSN: 0024-4937  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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深部の地球力学的過程を解明するマグマ記録での岩石学的・地球化学的特徴の正しい解釈に依存している。チベット南部では,カリウム火山岩とアダカイト質貫入岩は高いSr/Y及びLa/Yb,と低いYとYb濃度を示した。しかしこれら二つの岩石タイプは,対照的な時間-空間分布と同位体変化を示す。同時代マントル超カリ質岩石との岩石成因的関連を調査し,逆突き上げのインドの大陸地殻からの潜在的な入力を明らかにするために,衝突後カリ質とアダカイト質岩石についての系統的な研究を提示した。高いK_2O/Na_2Oとアダカイト質貫入岩は,低いY,高いSiO_2を示す傾向があることを見出し,マントル超カリ質メルト,比較的高いYおよびYb濃度を示し,アダカイト質火成活動でマイナーな役割を果たしていることを示唆した。,非放射性~143Nd/~144Ndと衝突後アダカイトによって示された約35Ma以降ジルコンε_Hf(t)値の劇的な減少はインドプレートからの地殻入力を反映していると解釈されるべきである。南部Lhasaの下盤層におけるアダカイト質貫入岩とは異なり,カリ質火山岩は超カリ質岩石と同様な空間分布を共有し,それらの同位体差は,火山活動若いなると共に減少すると東方へ移動していた。全岩PbおよびジルコンHf同位体からの証拠は,カリ質火山岩である逆突き上げのインドの大陸地殻よりもむしろ過厚化と同位体的に不均質なLhasaテレーンの地殻の部分溶融に由来するらしいことを示している。カリウム火山岩中の高いRb/Srと変化するSr/CaOはマグマ分化過程において,主要分画相としてサニディン+斜長石+単斜輝石のための議論を提供した。これらの知見は,チベット南部下の地球力学的過程への制約を提供するカリ質とアダカイト質岩石の重要性を強調するだけでなく,また,チベット超カリ質岩石の同位体トレーサを用いたマントルリソスフェアの性質を調べるしようとする特別な注意が必要であることを意味している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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岩石圏の地球化学一般  ,  火成岩全般  ,  火山岩 

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