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J-GLOBAL ID:201802261410810718   整理番号:18A0756095

カノーラ種子からの新規油抽出技術の最適化:レシチンベースのマイクロエマルション【JST・京大機械翻訳】

Optimization of Novel Oil Extraction Technique From Canola Seeds: Lecithin-Based Microemulsion
著者 (2件):
資料名:
巻: 120  号:ページ: e1700267  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0531A  ISSN: 1438-7697  CODEN: EJLST  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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今日,溶媒(ヘキサン)ベースの油抽出は広く使われている商業技術であり,多くの環境,経済,および健康に関連する懸念がある。このような重大な問題を克服することは,代替の安全な方法を開発するための研究である。本研究では,レシチンに基づくマイクロエマルションシステムを用いた新しい技術をカノーラ油抽出のために開発した。最初に,カノーラ油/レシチン/プロパノール/水マイクロエマルションの擬三成分相図を構築し,マイクロエマルション形成に及ぼす温度の影響を評価した。それで,(レシチン/プロパノール)/水マイクロエマルション混合物([2:1]50:50と[2:3]80:20)を,時間設計における1因子を用いたカノーラ種子からの油抽出の最適化(温度,曝露時間,プレミックス:カノーラ種子比,撹拌速度)に選択した。「時間」設計における「1因子」に基づいて,60°C,60分,6:1プレミックスにおいて最高の抽出収率(82.6%wt)が達成された。プレミックス組成は,(レシチン/プロパノール)/水(2:1)50:50であり,品質の観点から,マイクロエマルションベースの抽出油は,ヘキサン抽出物と比較して,より低い過酸化物価,より高い酸性度,および低いリンとレシチン含有量を有していた。この技術は,油抽出及び食品処方に使用できる同時抽出,回収及び可溶化能力を確認し,多くの場合,安全運転のための高価な装置を必要とする高揮発性及び可燃性溶媒であるヘキサンは,マイクロエマルション技術のような代替安全法を開発するための研究を推進している。本研究は,油料種子から食用油を抽出するためのレシチンに基づくマイクロエマルションシステムを用いた新しい技術を紹介する。この技術は,低エネルギー消費法として,水溶性油資源だけでなく,水性食品や医薬品製剤中で容易に溶解できる栄養脂質の開発方向である,カノーラーラ種子,レシチン,1-プロパノール,水を使用し,抽出油を分離するために,低温で簡単に解乳化できるようにしている。これらを用いて,カノーラ種子,レシチン,1-プロパノール,水の正確な比率を得た。低エネルギー消費,簡単で環境に優しい方法としてのこの技術は,種々の供給源からの油の可溶化と抽出のために使用できる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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油脂の性質  ,  食用油脂,マーガリン 
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