文献

J-GLOBAL ID：201802261475580088   整理番号：18A0752587

6GHz以上の周波数でのRF曝露評価のための組織モデル【JST・京大機械翻訳】

Tissue models for RF exposure evaluation at frequencies above 6 GHz

著者 (4件)： Ziskin Marvin C. (Department of Radiology, Temple University School of Medicine, Philadelphia, Pennsylvania) ,  Alekseev Stanislav I. (Institute of Cell Biophysics, Russian Academy of Sciences, Pushchino, Russia) ,  Foster Kenneth R. (Department of Bioengineering, University of Pennsylvania, Philadelphia, Pennsylvania) ,  Balzano Quirino (Department of Electrical Engineering, University of Maryland, College Park, Maryland)
資料名： Bioelectromagnetics  (Bioelectromagnetics)
巻： 39  号： 3  ページ： 173-189  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0900A  ISSN： 0197-8462  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 6GHz以上の高周波(RF)エネルギーへの曝露は,典型的には皮膚に限られた浅いエネルギー浸透により特徴付けられるが,皮膚温度のその後の増加は,皮下層における熱輸送により大きく決定される。エネルギー反射,吸収,およびパワー密度分布の詳細な解析は,スキン層の特性とそれらの変化の知識を必要とする。3または4層(角質層,生存表皮+真皮,皮下脂肪,筋肉)から成る解剖学的に詳細なモデルを考察した。異なる組織層における吸収パワーの分布は,皮膚からの反射ミリ波エネルギーの測定から推定された組織層の電気的性質と,脂肪と筋肉の電気的性質に関する文献データに基づいて推定される。さらに,モデルの熱応答を,実験的に見出された温度上昇に良く適合する,血流速度依存熱伝導率を組み込んだ修正版と同様に,Pennes生物熱方程式を用いて得た。皮膚層のみで表面加熱を仮定する非常に単純化された3層モデル(Dermis,Fat,およびMusle)は,表面皮膚温度の増加に対する異なる組織層の寄与を明らかにする。このモデルは,表面温度の上昇が多くの環境下で,RFエネルギーがスキン層中にほぼ完全に堆積されているにもかかわらず,皮下組織の熱抵抗によって決定されることを示している。モデルの妥当性の限界と安全基準設定に対するそれらの関連性について簡単に考察した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 簡素化 ,  電気的性質 ,  皮下脂肪 ,  昇温 ,  *皮膚温 ,  熱伝導方程式 ,  熱抵抗 ,  角質層 ,  HF【周波数】 ,  熱伝導率 ,  表面温度 ,  浸透 ,  熱応答
準シソーラス用語： 電力密度 ,  熱輸送 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 皮膚 ,  高周波 ,  誘電率 ,  反射率 ,  温度上昇

分類 (1件)： 生体計測  (EL03020C)

タイトルに関連する用語 (3件)： RF ,  曝露評価 ,  組織モデル