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J-GLOBAL ID：201802261500427187   整理番号：18A0226281

薄層支持杭の先端抵抗評価法開発 砂質土-粘性の2層地盤に支持される杭先端抵抗シミュレーョン

Prediction of Bearing Capacity for Pile Tip on Thin Bearing Layer: FE Analysis for Load Settlement Curve of Pile Tip on Sand Overlying Clay

著者 (2件)： 堀井良浩 (大成建設) ,  長尾俊昌 (大成建設)
資料名： 大成建設技術センター報(CD-ROM)  (Report of Taise Technology Center (CD-ROM))
号： 50  ページ： ROMBUNNO.24  発行年： 2017年12月01日 
JST資料番号： G0744B  ISSN： 1348-3366  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 軟弱地盤上に建つ建築物の基礎の合理化手法の一つに,杭の先端をN値が大きくかつやや薄い砂質土層等に支持させる薄層支持杭がある。本研究は,その先端抵抗の合理的な評価手法を開発することを目的として,支持層の有効層厚比H/Dを変化させた模型杭の鉛直載荷実験(遠心実験)と非線形FEM解析を行った。その結果,以下の知見が得られた。(1)薄層支持杭の先端荷重度q_pと沈下比S_p/Dの関係は,S_p/Dが0.2~0.5となるまでにq_pが殆ど増加しなくなる(極限状態)。(2)Mohr-Coulombの降伏基準と非関連流れ則を用いた非線形FEM解析によって,遠心実験結果のq_pとS_p/Dの関係を極限状態に至るまで精度良く予測できる。(3)提案する解析手法によって,実杭の載荷試験結果の再現も可能である。(著者抄録)

シソーラス用語： *杭基礎 ,  *貫入抵抗 ,  *砂質土 ,  粘性土 ,  地盤 ,  有限要素法 ,  *数値解析 ,  地盤沈下 ,  荷重-変形関係 ,  *遠心模型試験 ,  降伏強さ ,  流れ則 ,  層厚 ,  破壊モード ,  測定データ ,  予測誤差
準シソーラス用語： 先端抵抗 ,  薄層地盤

分類 (1件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (13件)：

• 杉村真智子,富田菜都美,堀井良浩,藤山淳司,渡邊徹:JRゲートタワーにおけるパイルド・ラフト基礎の設計,大成建設技術センター報,第50号,11,2017.
• 日本建築学会:建築基礎構造設計のための地盤評価・Q&A,2015.11
• 鉄道総合技術研究所:鉄道構造物等設計標準・同解説基礎構造物・杭土圧構造物,pp.301-305,2012.
• 日本建築学会:建築基礎構造設計指針,2001.
• 堀井良浩,渡邉徹,長尾俊昌:中間層支持杭の鉛直支持力特性に関する研究,大成建設技術センター報,第42号,22,2009.

タイトルに関連する用語 (11件)： 薄層 ,  支持杭 ,  先端抵抗 ,  評価法 ,  開発 ,  砂質土 ,  粘性 ,  2層 ,  地盤 ,  支持 ,  杭