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J-GLOBAL ID：201802261546856217   整理番号：18A1720931

文化形質の系統学と年齢:文化進化に関する研究への双対性理論の応用【JST・京大機械翻訳】

Genealogies and ages of cultural traits: An application of the theory of duality to the research on cultural evolution

著者 (4件)： Kobayashi Yutaka (Research Center for Future Design, Kochi University of Technology, Kochi 780-8515, Japan) ,  Kobayashi Yutaka (School of Economics and Management, Kochi University of Technology, Kochi 780-8515, Japan) ,  Wakano Joe Yuichiro (Meiji Institute for Advanced Study of Mathematical Sciences, Nakano, Tokyo 164-8525, Japan) ,  Ohtsuki Hisashi (SOKENDAI (The Graduate University for Advanced Studies), Hayama, Kanagawa 240-0193, Japan)
資料名： Theoretical Population Biology  (Theoretical Population Biology)
巻： 123  ページ： 18-27  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1642A  ISSN： 0040-5809  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有限母集団,文化進化の離散生成モデルを記述し,その中で複数の離散的特徴を独立に伝達した。このモデルにおいて,各新生児は複数の文化的両親からの形質を継承する可能性がある。伝達は集団遺伝学と異なり正の確率で失敗する。このモデルに対して,個体のサンプルの文化的家系をシミュレートする祖先過程を導出した。M-により示されるこの祖先過程は,形質の頻度の変化を記述する過程M+に対して二重であることを示した。年齢-周波数スペクトルは,(i,k)要素がk世代を導入した異なる文化形質の期待される数であり,現在,特定のサイズnのサンプルにおいてi個体によって運ばれる二次元配列として定義される。数値計算により,年齢-周波数スペクトルと関連計量は,個体当たりの文化的両親の期待数が1を超えると,数多くの若い,稀な形質をもつ相から,多くの非常に古い,共通の形質を持つ相への重要な遷移を受けることを明らかにした。M+とMは分岐または決定論的過程に収束することが示される。それは,個体群サイズに依存して無限になる傾向があり,これらの制限過程はいくつかの双対性関係を持っている。元のプロセスM+とMの臨界挙動を分岐過程の相転移によって説明した。組合せにおける限界過程の結果を用いて,著者らは,年齢-周波数スペクトルと他の計量を良く近似する解析式を導き出した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 家系 ,  数値計算 ,  新生児 ,  分枝過程 ,  *双対性 ,  個体群 ,  母集団 ,  集団遺伝 ,  臨界現象 ,  相転移
準シソーラス用語： 決定論 ,  周波数スペクトル ,  両親 ,  生成モデル ,  系統学 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 累積文化 ,  社会学習 ,  デュアルプロセス ,  後方プロセス ,  遡及的モデル

分類 (1件)： 進化論一般  (EC03010Q)

タイトルに関連する用語 (9件)： 文化 ,  形質 ,  系統学 ,  年齢 ,  進化 ,  研究 ,  双対性 ,  理論 ,  応用