文献

J-GLOBAL ID：201802261633185741   整理番号：18A0347253

腎と自然免疫【Powered by NICT】

Kidney and innate immunity

著者 (4件)： Wang Ying-hui (Center for Diabetic Systems Medicine, Guangxi Key Laboratory of Excellence, Guilin Medical University, Guilin 541004, China) ,  Wang Ying-hui (Department of Immunology, Faculty of Basic Medicine, Guilin Medical University, Guilin 541004, China) ,  Zhang Yu-gen (Center for Diabetic Systems Medicine, Guangxi Key Laboratory of Excellence, Guilin Medical University, Guilin 541004, China) ,  Zhang Yu-gen (Department of Immunology, Faculty of Basic Medicine, Guilin Medical University, Guilin 541004, China)
資料名： Immunology Letters  (Immunology Letters)
巻： 183  ページ： 73-78  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0738B  ISSN： 0165-2478  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然免疫系は感染および組織損傷/修復における炎症反応の重要な調節因子である。高エネルギー需要による生体器官としての腎臓は疾患関連代謝過程の調節において重要な役割を果たしている。研究の関心の増加は,多くの腎疾患の免疫病因に焦点を当てた。しかし,樹状細胞,マクロファージ,NK細胞といくつかの先天性リンパ球などの自然免疫細胞だけでなく,補体系は腎免疫ホメオスタシスに必須であり,組織損傷と再生の間の協調したバランスを保証する。先天性免疫応答は,いくつかのクラスパターン認識受容体(PRR)の宿主防御の第一線,膜結合Toll様受容体(TLR)やヌクレオチド結合オリゴマ化ドメイン(NOD)様受容体(NLRs)などを提供し,早期先天性免疫応答の原因となるインフラマソームを示した。先天性免疫系がよく研究されているが,先天性免疫と腎臓の間の詳細な関係に関する研究はまだ非常に限られている。本レビューでは,腎免疫ホメオスタシスにおける自然免疫センシングシステムと同様に,多くの腎疾患の病因に焦点を当てた。腎疾患関連免疫調節機構に特に重点を置き,腎障害と再生における先天性免疫の重要な役割についても考察した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： Toll様受容体 ,  補体 ,  樹状細胞 ,  マクロファージ ,  オリゴマ化 ,  ホメオスタシス ,  代謝 ,  NK細胞 ,  腎臓病 ,  病因 ,  *自然免疫
準シソーラス用語： インフラマソーム ,  パターン認識受容体 ,  炎症反応 ,  組織損傷 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 先天性免疫 ,  パターン認識受容体 ,  Inflammasome ,  腎免疫ホメオスタシス ,  腎疾患

分類 (2件)： 生体防御と免疫系一般  (ED01010F) ,  免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (2件)： 腎 ,  自然免疫