抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在,デジタル電子速度制御装置と電気燃料噴射システムは,それぞれエンジン速度とコモンレール圧力に関する独立制御を達成することができる。制御性能を強化することを目的として,本研究はディーゼルエンジン速度とコモンレール圧力を同時に制御するために制御モジュールを設計するアイデアを提案した。最初に,高圧コモンレールディーゼルにおける速度調整システムの微分方程式を導き出し,多入力結合非線形数学モデルを二次多項式フィッティングにより確立した。そこでは,エンジン速度とコモンレール圧力を状態変数として用い,燃料供給ソレノイド弁の燃料噴射量とパルス幅を入力変数として用いた。次に,確立したモデルを更なる解析のためのアフィン非線形システムとして扱い,滑りモード可変構造制御装置を開発した。最後に,MATLABシミュレーションとベンチテストを行い,PIDとスライディングモード可変構造制御アルゴリズムを用いて,エンジン速度とコモンレール圧力の制御性能を調べた。シミュレーションとベンチ試験の両方の結果は,滑りモード可変構造制御装置が,小さなオーバーシュート,高速応答,および干渉に対する強い抵抗を含む多くの利点を示したことを明らかにした。Copyright 2018 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】