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J-GLOBAL ID:201802261703734167   整理番号:18A0503956

南福建省で新たに見つかった白亜紀後期のアダカイト:中国南東部における中生代後期の造構進化についての推論

Newly discovered Late Cretaceous adakites in South Fujian Province: Implications for the late Mesozoic tectonic evolution of Southeast China
著者 (6件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: ROMBUNNO.12236  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0525A  ISSN: 1440-1738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Yongchunプルトンは中国南東部,南福建省における白亜紀後期のアダカイト質貫入岩であり,金属鉱化作用を相伴っている。Yongchunプルトンの理解は,造構-火成進化過程の解明に有用であり,関連する斑岩型鉱床の起源を説明する上で重要である。プルトンの3試料からのジルコンをレーザアブレーション誘導結合プラズマ質量分析(LA-ICP-MS)によって分析し,99.50±0.87Ma,97.74±0.59Ma,99.65±0.92MaのU-Pb年代を得た。これらの年代はSifang,Luoboling,Sukengプルトンの年代と似ており,それらのプルトンは本研究地域内のCu-Pb-Zn-Mo鉱化作用と関連がある。Yongchunプルトンは高カリウム,カルクアルカリ質,メタアルミナ質の岩石から構成されており,0.91の平均的A/CNK値と,0.70551~0.70683の87Sr/86Sr比,-4.63から-5.90のεNd(t)値,1.49~1.39Gaの2段階Ndモデル(T2DM)年代を有し,そのマグマはマントル由来のマグマと混合した中期原生代大陸地殻の部分溶融によって生まれたことを示している。本プルトンは典型的なアダカイト質の地球化学的特徴を示し,高いSr含有量(平均553ppm),低いY(平均15.2ppm)とYb(平均1.61ppm)含量を有し,親マグマが高圧条件下で形成されたことを示している。この火成活動は,100Maに古太平洋プレートの沈み込み角度と収束速度が変化した際の下部地殻の肥厚化に相伴うものである。この圧縮作用は南福建省に限られていた。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
構造地質学・テクトノフィジクス一般  ,  金属鉱床 

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