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J-GLOBAL ID:201802261748383408   整理番号:18A0388805

マルチフェロイックCo_1 xMg_xCr_2O_4ナノ粒子の構造的,磁気的および誘電特性【Powered by NICT】

Structural, magnetic, and dielectric properties of multiferroic Co1-xMgxCr2O4 nanoparticles
著者 (8件):
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巻: 433  ページ: 178-186  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0644A  ISSN: 0304-8853  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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組成xが0,0.2,0.4,0.5,0.6,0.8と1のCo_1 xMg_xCr_2O_4ナノ粒子の構造,磁気,及び誘電特性を詳細に調べた。X線回折(XRD)は全ての試料で通常のスピネル構造を明らかにした。XRDのRietveld精密化適合結果は,単相Co_1 xMg_xCr_2O_4ナノ粒子の形成を意味する不純物相を示さなかった。平均結晶子サイズはx=0~0.6で最大値を持つピーク挙動を示した。Raman及びFourier変換赤外(FTIR)分光法もすべての試料で単相正常スピネルの形成を確認し,x≧0.6の支配的振動変化を示した。0(CoCr_2O_4)では,零磁場冷却/磁場冷却(ZFC/FC)磁化曲線はT_c=97Kで常磁性(PM)へのフェリ磁性(FiM)転移とT_s=30Kで円錐らせん磁気秩序を示した。端成分CoCr_2O_4(x=0)とMgCr_2O_4(x=1)はFiMと反強磁性(A FM)であった。T_cとT_sはxの増加と共に減少傾向,x=0~0.6のT_N=15Kで付加的なA FM転移を示した。システムは最終的に安定化し,純粋なMgCr_2O_4の形成のために,x=1で高度にフラストレートしたA FM構造に変化した。高磁場FC曲線(5T)は,スパイラル磁気状態,低温で強い交換B-B磁気相互作用に起因するに影響ほとんど描出されなかった。誘電パラメータはMg濃度とともに非単調挙動を示し,Maxwell-WagnerモデルとKoop理論によって説明された。誘電特性をx=0.6をもつナノ粒子に対して改善され,それらのより大きな平均結晶サイズに起因している。要約すると,MgドーピングはCoCr_2O_4ナノ粒子の構造,磁気,及び誘電特性,これらのクロム鉄鉱ナノ粒子の平均結晶子サイズの局所磁気交換相互作用および変動の変化に起因できるに著しく影響する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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酸化物結晶の磁性 
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