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J-GLOBAL ID：201802261780189577   整理番号：18A2171964

プラズマおよび気相成長を用いたナノ材料合成 5 CVD法によるカーボンナノコイル合成

著者 (1件)： 須田善行 (豊橋技科大 電気・電子情報工学系)
資料名： プラズマ・核融合学会誌  (Journal of Plasma and Fusion Research)
巻： 94  号： 11  ページ： 567-569  発行年： 2018年11月25日 
JST資料番号： G0114A  ISSN： 0918-7928  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1980年代以降,フラーレン(1985年)やカーボンナノチューブ(1991年)などのカーボンナノ材料が次々と発見され,ノーベル賞が授与されたことも相まってカーボンナノ材料の研究が分野の垣根を越えて大きく展開している。だが,フラーレンの発見より10年以上前に,化学気相成長(chemical vapor deposition,CVD)によるカーボンナノファイバの合成手法が確立されていたことはあまり知られていない。本章では,その中でもらせん状のカーボンナノファイバであるカーボンナノコイル(carbon nanocoil,CNC)に焦点を絞り,その歴史,特徴,応用例,合成手法に関する基礎知識を提供する。(著者抄録)

シソーラス用語： *ナノ材料 ,  *炭素繊維 ,  ナノファイバ ,  気相成長 ,  *化学蒸着 ,  プラズマCVD ,  *合成 ,  *カーボンナノコイル ,  カーボンナノファイバ ,  *ナノ粒子合成
準シソーラス用語： *化学気相成長 ,  PECVD

分類 (1件)： 酸化物の結晶成長  (BK13050I)

引用文献 (23件)：

• 喜多英明:化学入門としての基礎物理化学(学術図書出版社,1977).
• 吉川昌範,大竹尚登:図解気相合成ダイヤモンド (オーム社,1995).
• H.W. Kroto et al., Nature 318, 162 (1985).
• S. Iijima, Nature 354, 56 (1991).
• K.S. Novoselov et al., Science 306, 666 (2004).

タイトルに関連する用語 (5件)： プラズマ ,  気相成長 ,  ナノ材料 ,  CVD法 ,  カーボンナノコイル