抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・今年度の水底質浄化技術協会技術委員会の現場研修会は,1日目が2019年に開港150周年を迎える新潟港の見学,2日目は越後平野の洪水氾濫防御,水利用の役割を果たしている信濃川大河津分水の見学。
・新潟港は,西港区と東港区から構成され,西港区は信濃川河口に位置する河口港であり,長距離フェリーや離島航路が発着し,市街地に近接し国内物流の拠点になっており,東港区は工業開発の拠点として整備された堀込港で,国際物流やエネルギー供給の拠点。
・大河津分水路は,日本一長い信濃川の洪水対策として,信濃川が越後平野に入る前に,その一部を日本海へ流す人工河川で,大正11年(1922)年に通水。
・大河津分水路には,可動堰が,信濃川には洗堰が設置され,平常時は信濃川下流域へ必要な水を供給し,洪水時には信濃川下流域に洪水が流れるのを防御。
・大河津分水路は,河口部で高水を安全に流下させる河積が不足しているので,河口山地部の掘削,低水路拡幅,第二床固の改築を実施中。